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全身脱毛は医療脱毛とサロン脱毛どちらがおすすめ?医療脱毛のメリットを解説

医療脱毛は、永久脱毛が可能でサロン脱毛に比べて少ない回数で効果を実感しやすいため、全身脱毛に向いています。

しかし、肌に合った脱毛機で施術を受けないと、思ったような効果が得られないことにもなりかねません。

本記事では、医療脱毛のレーザーや脱毛方式について詳しく解説します。

医療脱毛の効果についても説明するので、全身脱毛を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

医療脱毛のメリット


医療脱毛には多くのメリットがあります

永久脱毛が可能で、施術回数が少なく済むため、長期的にはコスト効率が高いです。

また、様々な肌質や毛質に対応できる高性能な機器を使用し、肌トラブルへのケアも充実しています。

医療脱毛のメリットについて、4つ解説します。

永久脱毛が可能

医療脱毛は、永久脱毛が可能です

アメリカのAEA(米国電気脱毛協会)による医療脱毛の定義は、以下のとおりです。

最終照射から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下である

永久に毛が1本も生えてこないということではありません。

しかし、毛が極端に少ない状態を長期間維持できるのが、永久脱毛です。

医療用レーザーは毛根にダメージを与え、毛を再生不能な状態にします。

これにより、一度脱毛した毛が再び生えてくる可能性が大幅に低下します。

サロン脱毛で使用される光脱毛に比べ、レーザーの出力が高いため、より強く毛根にダメージを与えられます。

施術回数が少ない

医療脱毛は、サロン脱毛と比較して施術回数が少なくて済むのが特徴です。

医療用レーザーの高い出力によるものです。

一般的に、医療脱毛では5〜10回程度の施術で効果が得られるといわれています。

一方サロン脱毛では、出力が弱いため15〜20回以上必要です。

施術回数が少ないということは、通院の負担が軽減されるだけでなく、トータルの費用も抑えられる可能性があります。

また、より短期間で効果を実感できるため、最後まで通えるでしょう。

幅広い毛質に対応

医療脱毛は、様々な肌色や毛質に対応できる点が大きなメリットです

医療脱毛用レーザーは3種類あり、波長や出力を細かく調整できるため、日本人に多い黒い毛だけでなく、細い産毛や薄い色の毛にも効果を発揮します。

また、色白肌や日焼けした肌など、異なる肌色にも比較的安全に対応可能です。

さらに、YAGレーザーなどを使用することで、従来脱毛が難しいとされていた色黒の肌にも対応できるようになりました。

医療脱毛は個々の肌質や毛質に合わせた最適な施術が可能となっています。

肌トラブルケアが充実

万が一肌トラブルが起きた際も、医療脱毛ならクリニックで医師や看護師が対応できます

万が一、施術後に赤みやかゆみなどの症状が出た場合も、迅速な医療処置を受けられるでしょう。

サロン脱毛で肌トラブルが発生した場合、別途病院に行く必要があるため、処置までにタイムロスが生じます。

また、事前のカウンセリングで肌質や体質を詳しく確認し、一人ひとりに合わせた施術計画を立てるので、肌トラブルリスクを軽減できます。

医療脱毛のレーザーについて

医療脱毛で使用されるレーザーには、主にダイオードレーザー、アレキサンドライトレーザー、YAGレーザーの3種類があります。

各レーザーは波長や特性が異なり、それぞれ適した肌質や毛質があります

クリニックでは、個々の状態に合わせて最適なレーザーを選択し、効果的な施術を行います。

ダイオードレーザー

ダイオードレーザーは、波長が800〜940nmのものが多く、比較的深い部分まで到達します。

そのため、幅広い肌質や毛質に対応できることが特徴です。

産毛や軽度の日焼け肌への照射もできるので、全身脱毛に向いています。

3種のレーザーの中では痛みが比較的少ないので、痛みに弱い方でも安心して施術を受けられるでしょう。

顔や背中もキレイにしたい方や、敏感肌の方にもおすすめレーザーです。

アレキサンドライトレーザー

アレキサンドライトレーザーは、波長が755nmで、比較的浅い部分に作用します。

3種類のレーザーの中でも特にメラニンに吸収されやすいといため、熱が上がりやすく、毛乳頭まで破壊できます。

そのため、黒い毛や太い毛にも高い効果が期待できる点がメリットです

しかし、毛包を急速に破壊するため、濃くて太い毛が多い脇やVIOなどの部位では、痛みを強く感じやすいことが特徴です。

また、顔やうなじ、背中など色素の薄い産毛には効果が薄く、他のレーザーのほうが向いています。

さらに、日焼け肌や色黒肌、色素沈着がある方には施術が難しいというデメリットもあります。

YAGレーザー

YAGレーザーは、波長が1064nmと最も長く、皮膚の深部まで到達することが特徴です。

メラニン色素へ吸収されず肌の深部までレーザーが届くので、根深いところから生えている産毛や男性のヒゲに向いています。

また、メラニンに反応しにくいので、色黒肌の方でも照射できます。

色素沈着がある方や色黒な肌の方は、YAGレーザーを使用した脱毛を検討してみると良いでしょう。

なお、脱毛施術に使用されるヤグYAGレーザーは、シミ治療などの美容医療に用いられるものとは設定が異なるため、シミを取り除く効果は期待できません。

しかし、副次的な効果として毛穴が引き締まり、毛穴が目立ちにくくなることも期待できます。

脱毛方法について

医療脱毛の主な方法には、蓄熱式脱毛と熱破壊式脱毛があります。

レーザーの照射方法や熱の与え方が異なり、それぞれ特徴があります。

個々の肌質や毛質、また脱毛部位によって、より適した方法が選択されます。

両方法とも高い脱毛効果が期待できます

蓄熱式脱毛

蓄熱式脱毛は、レーザーを連続的に照射することで、徐々に熱を蓄積させる方法です。

毛根にゆっくりとダメージを与えるため、痛みが少なく、肌への負担も軽減されます。

じんわりと熱がこもるような刺激で、特に敏感肌の方や痛みに弱い方に適しています。

また、広い範囲を効率的に施術できるため、全身脱毛にも向いていると言えるでしょう。

ただし、1回の施術時間が比較的長くなる傾向があります。

蓄熱式脱毛は、肌への刺激が少ないため、顔や敏感な部位の脱毛にも適しています。

熱破壊式脱毛

熱破壊式脱毛は、高出力のレーザーを短時間で照射し、瞬間的に毛根にダメージを与える方法です。

1回の照射で強力に作用するため、施術回数を少なく抑えられる可能性があります。

また、施術時間も比較的短くて済みます。

ただし、瞬間的にゴムでパチンと弾かれるような痛みを感じる場合があり、肌への刺激もやや強いです。

主に、太くて濃い毛や、脱毛効果が出にくい部位に適しています

熱破壊式脱毛は、効果の高さから、特にヒゲなどの濃い毛の脱毛に適しています。

全身脱毛ならウィルビークリニックがおすすめ

全身脱毛を検討している方には、ウィルビークリニックがおすすめです。

3種の脱毛機を使い分け、部位や毛の状態にあわせて出力を調整するので、効率よく施術が進むでしょう。

3種のレーザーと2種の脱毛方式全てを網羅できるので、さまざまな肌質や毛質を一度に施術する全身脱毛でも安心です

クイック全身脱毛コースでは、ワンピースを着た時に見える部位だけ施術するため、リーズナブルに全身脱毛していただけます。

求める効果を得るために必要な施術回数もご説明するので、一度カウンセリングにお越しください。

【まとめ】全身脱毛は医療脱毛がコスパ良し


全身脱毛をするなら、強いレーザーを出力できて肌トラブルへの対処もできる医療脱毛がおすすめです。

複数の脱毛機を使用するクリニックを選べば、部位ごとに適した脱毛機を使い分けられて効率よく施術を受けられます。

ウィルビークリニックは、東京に3院あり全ての院が駅チカ、21時まで営業しています。

忙しくて全身脱毛をする時間がない方も、負担なく通っていただけるでしょう。

自分に合った施術を受けて、あこがれのツルツル肌に近づきましょう。

記事監修医師プロフィール

Willbe Clinic院長堀田 歩希

美容皮膚科医,慶應義墊大学医学部卒
慶應義塾大学病院、大手美容皮膚科での勤務を経て2021年独立。
日本レーザー医学会正会員。
効果と安全性を最重視したレーザー治療を提供。