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足(脚)脱毛とは?足脱毛の範囲やメリット適切な期間・回数を解説


足のムダ毛を自分で処理している方の中には、脱毛に通いたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

「脱毛は痛いのかな」「脱毛は何回も通うのだろうか」など、わからないことがたくさんあるという方も少なくありません。

この記事では、足脱毛がどのようなものなのかについて解説します

足脱毛の範囲や脱毛の期間・通う回数なども紹介するので、気になる方はぜひこの記事を最後まで読んでみてください。

脱毛のことや適切な脱毛範囲・期間について理解が深まるでしょう。

足(脚)脱毛とは?


脱毛の代表的な施術は、光脱毛・レーザー脱毛・ニードル脱毛です。

中でも医療機関で受ける施術では永久脱毛が期待できます

脱毛にはいくつかの種類がありますが、施術部位を選択可能です。

ここでは、足脱毛について解説します。

足脱毛では、指先から股関節の付け根部分までが施術範囲です。

施術範囲にレーザーや光線を照射することで、メラニン色素(黒い毛)に反応して発毛組織を破壊していきます。

足脱毛の施術を受ける際、膝下・膝上・表裏(すね側・ふくらはぎ側)と細かく部位分けされているクリニックがほとんどです。

施術するクリニックごとに部位の分け方が異なります。

そのため、脱毛したい部分が含まれているかの確認が大切です。

足(脚)脱毛はどこまで?一般的な足脱毛の範囲


足脱毛の範囲はどこまでか気になるところです。

ここでは、一般的な足脱毛の範囲を紹介します

足脱毛は主に5つの部位にわけられていて、それぞれ解説していきます。

ただし、施術部位は各クリニックで異なるため、あくまで目安としましょう。

ヒザ上


ヒザ上の脱毛は膝のお皿の上から股関節の付け根部分(太もも)が施術の範囲です。

ヒザ上は比較的毛が薄く産毛に近いため、気にする方が少ない部位ではあります。

しかし、毛量の多いです。

足を出す季節になるとヒザ上の露出が増えるため、足に視線も集まります。

そのため、ムダ毛が薄くて気にならない方にもヒザ上の施術がおすすめです

他人の目を気にすることなく好きなファッションが楽しめるようになるでしょう。

ヒザ下

ヒザ下の脱毛は足首から膝の下までが施術の範囲です。

脛・ふくらはぎ・くるぶしが含まれます。

脛の毛は自己処理する方が多く、肌トラブルが起きやすいです。

たとえば、自己処理をする際にカミソリを使用してカミソリ負けを起こすこともあるでしょう。

また、自己処理を何度も続けるうちに、毛が皮膚の中に埋まってしまう埋没毛が増えるケースもあります。

脱毛することにより肌トラブルや自己処理の回数を減らせるため、ヒザ下の施術をおすすめします。

毛穴も目立たなくなるため、気兼ねなく好きなファッションを楽しめるでしょう。

ヒザ

ヒザの脱毛は脛と太ももをつなぐお皿の部分が施術の範囲です。

膝の自己処理をする方も多いでしょう。

ただし、膝は脛や太ももに比べて自己処理が難しく、カミソリで怪我をしてしまう方もいます。

また、膝も肌トラブルが多く、剃り残しやムダ毛が目立ちやすいです。

膝の脱毛をすることで肌トラブルや自己処理の回数が減ります。

また、剃り残しを気にせずに膝を出せるようになるでしょう。

膝を綺麗にして自信の持てる足を手に入れるためには、膝の施術がおすすめです。

足の甲

足の甲の脱毛は、くるぶしから指の手前までが施術の範囲です。

指先や足の裏は含みません。

毛量に個人差はありますが、悩んでいる方も多いでしょう。

足の甲は脛などと比べると毛量は少ないですが、自己処理が難しい部位です。

たとえば、カミソリで剃る場合は凹凸があり、自己処理中の怪我などのトラブルも多いです

足の甲の脱毛をすることで、自己処理中に自分で傷つけることもなくなります。

また、毛穴が目立たなくなり肌質改善にもつながり、素足に自信が持てます。

夏はサンダルなど素足で履くことが増えるため、足の甲の脱毛もおすすめです。

足の指

足の指の脱毛は、足の指先から付け根までが施術の範囲です。

足の指の部分のみなのでワンショットほどの小さな部位ですが、足の指にもしっかり毛穴があります。

毛量が少ないため、毛抜きで抜いて自己処理している方が多いです。

ただし、毛抜きで抜くと毛が皮膚に埋もれる埋没毛が増えてしまいます。

肌トラブルを防ぐためにも、足の指の脱毛がおすすめです。

フットネイルをする方は、さらに綺麗に見えます。

足の指は意外にも人の視線を集める部位です。

脱毛で足の先まで美しくなりましょう。

足(脚)脱毛のメリット


ここでは、足脱毛のメリットを紹介します。

足脱毛の施術によりどのようなメリットがあるのか気になるところです。

足脱毛のメリットは以下のとおりです。

  • 自己処理が不要になる
  • 足の毛穴が目立ちにくくなる
  • 足見せファッションができるようになる

それぞれ詳しくみていきましょう。

自己処理が不要になる

足脱毛をすることで自己処理が不要になります。

足のムダ毛処理は季節を問わず、頻繁に自己処理する方の多い部分です。

カミソリやシェーバーなどによる肌トラブルのリスクも高くなります。

しかし、足脱毛をすることでそのような肌トラブルを回避できます。

さらに、肌質改善にもつながり、足に自信が持てるでしょう。

自己処理する手間や時間も減らせます。

足の毛穴が目立ちにくくなる

足脱毛をすると足の毛穴が目立ちにくくなります

自己処理による肌トラブルはさまざまです。

たとえば、カミソリなどを使用した際の摩擦によるダメージを受けたり、皮膚の中に毛が埋もれて黒いポツポツなどで毛穴が目立ったりします。

足脱毛をすることで、肌トラブルの傷跡や黒ずみにより目立つ毛穴の悩みも回避できるでしょう。

足の毛穴が目立ちにくくなり、自信の持てる足になるためおすすめです。

足見せファッションができるようになる

足脱毛をすることで足見せファッションができるようになります

脱毛は乾燥しすぎている肌には施術が難しいため、普段から保湿ケアをすることが大切です。

脱毛するために保湿ケアを行うので肌も綺麗な状態を保てます。

脱毛で肌トラブルが少ないうえ、保湿ケアで潤いを保てるため、足に自信を持てるようになります。

足見せファッションができるようになり、好きな服を楽しめるようになるでしょう。

足(脚)脱毛の種類


ここでは、足脱毛の種類を紹介します

脱毛の種類ごとに効果や手間が異なるため、それぞれ詳しくみていきましょう。

医療脱毛

医療脱毛は医療機関で施術を受けます。

高出力の医療脱毛器による施術が可能で、レーザー光を照射して発毛細胞を破壊していきます。

そのため、毛根部の根源を断つことが可能になり、半永久的な効果が期待できるでしょう

少ない回数で完了するため、短い期間で脱毛を終えたい方におすすめです。

さらに、効果が半永久的に続くため、脱毛に終わりがあります。

毛量や毛質によって回数や痛みに違いはありますが、効果の高い施術が期待できるでしょう。

また、医療機関での施術のため、肌トラブルが起きた場合の対処も安心して任せられます。

サロン脱毛

サロン脱毛は医療脱毛に比べると出力が弱いため、効果は劣ります。

さらに、永久脱毛ではないことから、照射回数や期間は何倍もかかるでしょう。

永久に効果を維持するには通い続ける必要があるため終わりがありません。

しかし、医療脱毛に比べると出力が弱いため、痛みを感じにくいです。

サロン脱毛はエステサロンや脱毛サロンで施術が受けられます。

「痛いのは怖い」「痛みに弱い」という方におすすめの施術です。

セルフ脱毛

セルフ脱毛は自宅で隙間時間を使って手軽にムダ毛処理を行えます。

方法はさまざまですが、主に「除毛クリーム」「光美容脱毛器」「ワックス」などが代表的な処理方法です。

サロンや医療脱毛と比べると、手頃な価格で隙間時間にできるのがメリットです。

しかし、処理して数日は維持できますが、すぐに生えてくるため、定期的に何度も処理する必要があります

また、表面の毛を一時的に取り除くだけなので、肌トラブルも多くなります。

除毛クリーム使用後に赤いブツブツができたり、皮膚の中で毛が埋もれたりするなどです。

自宅で手軽にできますが、定期的な処理が必要なことと肌トラブルが多いことを理解しておきましょう。

足(脚)脱毛の回数・期間・間隔


ここでは、足脱毛の効果が実感できるまでの回数・期間・間隔を紹介します

医療機関とサロンでは差があるため、それぞれわけて解説します。

医療脱毛の場合、施術回数は5〜8回が目安です。

施術から次の施術までは、毛の周期に合わせて1ヶ月半〜2ヶ月の間隔が必要です。

そのため、施術期間は1年〜1年半かかります。

サロン脱毛の場合、施術回数は12〜18回が目安です。

施術から次の施術までの間隔として、医療脱毛と同じように毛の周期に合わせて1ヶ月半〜2ヶ月が必要になります。

施術期間は2年〜2年半かかることが多いです。

サロン脱毛も医療脱毛も、施術を受ける方の毛量や毛質によって施術期間・回数・間隔は異なります。

足(脚)脱毛の料金相場


足脱毛を医療機関で施術する場合の費用相場は11〜13万円ほどです。

足全体のセットで施術を受けられるところもあれば、部位ごとに組み合わせて施術を受けられるところもあります。

医療機関ごとに費用は異なるので詳細は病院の公式HPなどで確認しましょう

サロン脱毛で施術する場合の費用相場は10万〜23万円ほどです。

施術を受けるサロンごとに足脱毛の費用はや足の脱毛部位の分け方が異なります。

サロン脱毛は永久ではないため通い続ける必要があり、ある程度の費用がかかる点は押さえておきましょう。

足(脚)脱毛をする際の注意点


足脱毛をする際、注意することがいくつかあります。

トラブルにならないようにしっかりと以下の注意点を把握することが大切です。

  • 脱毛前に自己処理をしておく
  • 脱毛に通っている間は日焼けしないようにする
  • 脱毛後は保湿するようにする

それぞれ詳しくみていきましょう。

脱毛前に自己処理をしておく

足脱毛をする前に足の自己処理をしておきましょう。

タイミングとしては、施術の前日がおすすめです。

なぜなら、当日に自己処理をすると肌が傷つきやすくなるためです。

肌トラブルを避けるためにも、前日に処理しましょう

自己処理の方法は毛抜きやワックス、カミソリなどさまざまですが、シェービング処理をおすすめします。

他の自己処理の方法では、毛根部が傷つき、脱毛効果が得られない可能性があるためです。

サロンや医療機関では無料のシェービングサービスがあるクリニックもあります。

自己処理に自信のない方は無料サービスのあるクリニックを検討してみてください。

脱毛に通っている間は日焼けしないようにする

脱毛に通っている間は、日焼けをしないようにしましょう

レーザーや光線はメラニン色素(黒い部分)に反応するため、日焼けしたメラニン色素をたっぷり含んだ肌は火傷のトラブルを引き起こす可能性があります。

脱毛の施術前に日焼けをしてしまった場合は、肌の状態が戻るまで施術は延ばし、リスクを回避することが大切です。

脱毛に通っている期間は日頃から日中の日焼け止めを塗るなど、日焼け対策をおすすめします。

脱毛後は保湿するようにする

脱毛の施術後は十分な保湿ケアが必要です。

施術後の肌は光線やレーザーの熱が身体にこもっており、乾燥しやすくなっています。

そのため、肌トラブルが起こりやすいです。

毎日、朝晩2回の保湿をおすすめします。

保湿をすることで、高い脱毛効果や毛穴が目立ちにくくなることが期待できるでしょう。

また、乾燥の酷い肌の場合は施術が受けられないため、脱毛後だけでなく毎日の保湿ケアも大切です。

脱毛の施術後は保湿クリームやローションでの保湿ケアを心がけましょう。

足(脚)脱毛に関するよくある質問


最後に、足脱毛に関するよくある質問を紹介します。

3つの疑問をまとめたので、それぞれ詳しくみていきましょう。

足(脚)脱毛の痛みはどれくらい?

足脱毛の痛みはサロン脱毛の方が出力が弱いため、痛みは少ないです。

医療脱毛は高出力のため「ゴムで弾いたような痛み」を感じる場合があります。

サロンも医療機関でも脛や足の甲・指は痛みを感じやすいです。

足脱毛は毛質の濃い脇などに比べると痛みを感じにくい部位ですが、痛みの強さには個人差があります。

乾燥気味の肌の場合痛みを感じやすいため、日頃から保湿ケアを行うことで痛みを緩和できるでしょう。

また、施術中の光の出力は調整が可能です。

痛みを我慢せずに出力を調整してもらうことをおすすめします。

足脱毛では、膝・脛・足の甲などの骨に近い部位が痛みを感じやすいです。

メンズが足脱毛する1番の理由はなんですか?

メンズが足脱毛する1番の理由は、膝丈のズボンや半ズボンを履く際に清潔に見えるからです。

男性は夏の時期に半ズボンを履くことが多く、脛を出すことになります。

しかし、脱毛をしていない男性の場合は清潔感が感じられません。

脱毛をしている方は脛が綺麗に見えるため、爽やかな印象を与えられます

また、男性は汗の量が多いため、脛毛が蒸れて悪臭がする可能性があります。

脱毛することで臭いを軽減でき、見た目の印象も大きく変わるでしょう。

腕脱毛もしたい場合はどうすれば良いですか?

足と同じように腕のムダ毛が気になる方も多いでしょう。

腕の施術を追加する場合、足と同じようにいくつかの部位に分かれているため、施術部位に脱毛したい部分が含まれているか確認して追加することが大切です。

足脱毛で足が綺麗になると、他の箇所も気になり始める方が多いでしょう。

次々と施術箇所を増やすよりは、全身脱毛をした方が何度も通う手間を省けます。

まとめ


この記事では、足脱毛について解説しました。

また、足脱毛の範囲やメリットもあわせて紹介しました。

足脱毛をする際の適切な期間や回数は、サロン脱毛と医療脱毛で異なります。

医療機関で受けられる医療脱毛は短期間で完了し、効果が半永久的に持続するのが特徴です。

一方、サロン脱毛には痛みが少ないなどのメリットがあります。

自分に合った施術方法を選択してみてください。

記事監修医師プロフィール

Willbe Clinic院長堀田 歩希

美容皮膚科医,慶應義墊大学医学部卒
慶應義塾大学病院、大手美容皮膚科での勤務を経て2021年独立。
日本レーザー医学会正会員。
効果と安全性を最重視したレーザー治療を提供。