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ポテンツァ後の飲酒はいつからできる?ダウンタイムと飲酒の関係を解説

ポテンツァ施術の当日は、飲酒を控えることが推奨されています。

もし飲酒すると施術の効果がなくなってしまうのか、心配ですよね。

本記事では、飲酒がポテンツァに及ぼす影響を詳しく解説します。

飲酒の他にも美容施術前後に気を付けることも解説しているので、ポテンツァを予定している方は、施術前にぜひ確認してください。

ポテンツァ後の飲酒で効果が半減するという医学的根拠はない


ポテンツァやそのほかの美肌施術について、施術後にお酒を飲むと施術の効果が半減するという医学的根拠はありません。

ただし、飲酒はダウンタイムに影響するので注意が必要です。

アルコールを飲むと喉が渇きやすくなり、余計に水分を摂取しむくみがひどくなる原因となります。

飲酒中は塩気が多い食べ物が増えるので、さらにむくみを引き起こします。

また、アルコールの血行促進作用は、出血の長引きや腫れの長引きの原因です。

ダウンタイムを少しでも短く乗り切るためにも、施術前後の飲酒は控えるべきです。

飲酒の影響

ポテンツァやほかの美容施術において、飲酒がもたらす悪影響を3つ詳しく解説します。

腫れむくみが長引く

アルコールは血管を拡張し、血流を増加させます。

すると、腫れやむくみが強く出るリスクが高まるのです。

また、アルコールは利尿作用があり、体内の水分バランスを崩す原因です。

体が水分を保持しようとするため、むくんでしまいます。

さらに、過度なアルコールは免疫機能を一時的に低下させることも。

深酒後にニキビができたり、口内炎ができた経験がある方もいるでしょう。

免疫機能が一時的に低下し、炎症を抑えられなくなっているのです。

免疫機能が低下すると、自然治癒力が働きにくくなり、腫れやむくみが長引く原因となります。

痛みが強く出る

アルコールの影響で皮膚が敏感になって、痛みを感じやすくなるリスクも高まります。

飲酒により血行が促進されると、血管が拡張し、皮膚や神経が敏感になり、痛みを強く感じるのです。

また、炎症反応が増強されることにより、痛みがさらに悪化する可能性もあります。

前日の深酒は控えるべき

アルコールは血管を拡張し、血行を促進する効果があります。

つまり、飲酒後に美肌施術を受けると、出血のリスクが高まります。

特に、針を使用するマイクロニードリングやレーザー治療では、目に見えない細かい傷が多数できる施術です。

出血が多くなったり長引いたりするリスクを抑えるためにも、施術の前の日からお酒を控えることが懸命です。

ポテンツァ翌日から飲酒OK

正確に何時間後から飲酒可能かは、クリニックによって異なります。

一般的な基準では、翌日を目安と考えておくとよいでしょう。

針による微細な傷は、施術後数時間たつと自然にふさがっているため、翌日であれば出血のリスクはほぼありません

しかし、むくみや腫れはまだ続いているので、過度な飲酒は控えることがおすすめです。

飲酒の他にもポテンツァ後に気を付けること

ポテンツァの施術後は、以下に気を付けましょう。

  • 入浴や激しい運動を控える
  • 保湿を丁寧に
  • 紫外線対策を万全に
  • メイクは翌日から

入浴や激しい運動を控える

長時間の入浴やサウナ、激しい運動は血行を促進します。

そして、血行が過度に促進されると、赤みや腫れ、炎症が悪化する可能性があります。

運動や入浴で汗をかくと、肌の雑菌が増えて炎症が起きてしまうリスクも。

血流の増加により、施術部位への負担が増し、回復が遅れることがあるので入浴や激しい運動は控えましょう。

保湿を丁寧に

ポテンツァ施術は皮膚に微細な針を用いて熱エネルギーを加えるため、施術後の肌は水分を失いやすくなります。

乾燥した肌は刺激に敏感になり、ダメージを受けやすい状態です。

保湿ケアにより肌のバリア機能を強化し、肌荒れを予防できるでしょう。

保湿においは、アルコールや強い化学成分を含む化粧品は避け、保湿効果の高い刺激の少ないスキンケア用品を選びましょう。

ヒアルロン酸やセラミドが含まれた保湿剤を使用することで、肌に優しく効果的な保湿が可能です。

紫外線対策を万全に

ポテンツァ後の肌は敏感で、いつもより紫外線ダメージを受けやすい状態です。

少しの紫外線でもシミになるリスクがあるため、紫外線ブロックを徹底しましょう。

ポテンツァ施術後は、SPF30以上でPA+++の低刺激性の日焼け止めを選ぶことで、肌に優しく、紫外線カットが可能です。

ただし、施術当日は日焼け止めを使用できないため、帽子やサングラスで対策が必要です。

メイクは翌日から

ポテンツァ施術後、メイクは翌日から可能ですが、肌の状態を見ながら行ってください。

翌日も赤みや腫れが残っている場合は、さらに1日待つなど、肌の回復状況をふまえてメイクを再開しましょう。

施術後の肌は非常に敏感であり、メイクやクレンジングによる刺激が負担となります。

特に濃いメイクや強く擦るようなクレンジングは避けるべきです。

落としやすいメイクアイテムを使って、摩擦が起きないようにメイクアイテムを塗布します。

施術後の飲酒について気になるならWillbe Clinicにご相談ください

ポテンツァやその他の美容施術を受けた後、飲酒による影響が気になる方は、Willbe Clinicにご相談ください。

Willbe Clinicでは、施術前後の適切なケアについて詳しく説明し、一人ひとりの状況に応じたアドバイスをお伝えします。

施術後のケアに関する疑問や不安に対して、専門のスタッフが常にサポートいたします。

安心してケアを続けられる環境で、一緒に美肌を目指しましょう。

【まとめ】ポテンツァ後の飲酒は腫れやむくみが長引く原因に!飲酒は翌日から


ポテンツァ施術の前後の飲酒は、腫れやむくみが長引く原因となるため、注意が必要です。

施術直後は肌が非常に敏感な状態にあるため、アルコールの摂取が炎症やむくみを悪化させるリスクがあります。

ポテンツァ後は、翌日から飲酒が可能です。

ただし、むくみや赤みの様子を見ながら少しずつ再開するのがおすすめです。

飲酒や運動を控えるなどに配慮して、少しでもダウンタイムを快適に過ごしましょう。

記事監修医師プロフィール

Willbe Clinic院長堀田 歩希

美容皮膚科医,慶應義墊大学医学部卒
慶應義塾大学病院、大手美容皮膚科での勤務を経て2021年独立。
日本レーザー医学会正会員。
効果と安全性を最重視したレーザー治療を提供。