2025年2月26日

医療脱毛の注意点とは？脱毛の施術前後に気をつけるべきポイントを詳しく解説

脱毛効果を長持ちさせたいと考える場合、医療脱毛は有力な選択肢であるといえるでしょう。

医療脱毛の施術には、国家資格である医師免許または看護師免許が必要であるため、安心して受けられる点も魅力の1つです。

しかし、基本的に安全に施術を受けられる医療脱毛ですが、注意すべきポイントがあります。

それでは、具体的に医療脱毛の施術において、どのような点に注意しなければならないのでしょうか。

この記事では、脱毛の施術前後に気をつけるべきポイントを詳しく解説します。

医療脱毛を検討している方は、安全に医療施術を受けるためにもぜひ参考にしてください。

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【施術前】医療脱毛の注意点

医療脱毛を受ける際には、施術前から注意すべきポイントがあります。

特に、以下の点に注意して施術に臨んでください。

紫外線対策をして日焼けを避ける
適切に施術前の自己処理をする
過度な運動や飲酒は避ける
保湿をする
服薬中の脱毛は避ける
予防接種後の脱毛は避ける

各注意点の詳細は、以下のとおりです。

紫外線対策をして日焼けを避ける

医療脱毛を受ける前には、必ず紫外線対策を徹底して日焼けを避けましょう。

日焼けした肌は乾燥しやすくなり、敏感な状態です。

また、医療脱毛レーザーは黒に強く反応するため日焼けした肌にも反応してしまいダメージが強くなります。

敏感な肌に強いダメージが及ぶと、施術を受けた後に肌荒れを発生させてしまう可能性が高まります。

ほかにも、レーザーの熱が肌表面に分散されるなどの影響もあるため、施術前は日焼け止めなどを用いて対策することが大切です。

適切に施術前の自己処理をする

施術を受ける際には、脱毛したい部位のムダ毛を自己処理しておきましょう。

これは、毛が長いままレーザー照射すると、肌表面にまでダメージが及ぶためです。

自己処理する際には、毛抜きやワックスは使用しないようにしましょう。

これは、毛抜きやワックスの仕様によって毛根まで抜いてしまうと、レーザー照射による効果が低減するためです。

自己処理しないまま施術を受けようとした場合、断られるケースもあるため必ず自己処理しておきましょう。

過度な運動や飲酒は避ける

医療脱毛を受ける前には、過度な運動や飲酒は避けましょう。

これは、過度な運動や飲酒によって血流が促進されると、より強い痛みを感じてしまうためです。

また、脱毛後に赤みや痒みが発生するリスクがアップします。

さらに、飲酒による利尿作用で体内の水分が失われると、肌が乾燥しやすくなり肌荒れのリスクが高まります。

少なくとも、施術を受ける12時間程度前から激しい運動や飲酒は避けて施術に臨みましょう。

保湿をする

医療脱毛を受ける前には、保湿対策を徹底するようにしましょう。

特に、冬場の乾燥しやすいシーズンでは肌も乾燥しやすいため、細やかなケアが必要です。

保湿しないまま医療脱毛を受けると、強い刺激により赤みや痒みが発生する可能性があります。

また、レーザー照射による痛みもより感じやすくなる恐れがあります。

保湿力をアップするためには、乳液やクリームなどを使用するのがおすすめです。

服薬中は注意が必要

治療などによって薬を服用している場合、レーザー照射によって過敏に反応して赤みなどが生じる場合があります。

そのため、事前に主治医に確認し、レーザー照射に影響する薬を飲んでいる場合は脱毛を避けてください。

また、脱毛を受ける前のカウンセリングでも、服用している薬の種類や量を正しく伝えましょう。

薬を服用した状態での医療脱毛は、肌トラブルだけでなく体調不良の原因にもなりかねません。

医療脱毛を受けるために薬の服用をしない判断も危険であるため、医師と相談のうえで判断してください。

予防接種後の脱毛は避ける

昨今、新型コロナウイルス対策として予防接種を受ける機会が増えていますが、各種予防接種を受けた当日に、医療脱毛を受けるのは避けましょう。

予防接種には副作用が発生する可能性があり、副作用によって肌のバリア機能が低下するおそれもあります。

これにより、レーザー照射によるダメージが通常時よりも強くなり、肌荒れが起こるリスクも高まります。

【施術当日】医療脱毛の注意点

医療脱毛の施術当日は、以下に注意して施術に臨んでください。

メイクは施術前に落とす必要がある
生理と重なったら日程をずらす
日焼け止めや制汗剤は使用しない

各注意点の詳細は、以下のとおりです。

メイクは施術前に落とす必要がある

女性の場合、クリニックを訪問する際にメイクをしていることも多いでしょう。

通院時のメイク自体には問題ないものの、顔にレーザーを照射する場合は施術前にはメイクを落としておく必要があります。

多くのクリニックではパウダールームが用意されているので、しっかりと落としてから施術を受けましょう。

メイクに関する詳細については、施術を受けるクリニックに直接確認しておくと安心です。

日焼け止めや制汗剤は使用しない

医療脱毛前日までは日焼け止めケアを徹底する必要がありますが、当日は日焼け止めは使用しないようにしましょう。

また、同時に制汗剤も使用しないで施術に臨んでください。

これは、施術前に塗られるジェルの浸透を良くするためです。

ジェルは、レーザー脱毛による熱や刺激から、肌を守る効果があります。

ジェルが浸透しないとやけどのリスクが高まるため、日焼け止めや制汗剤は当日の使用を避けてください。

【施術後】医療脱毛の注意点

施術を受けた後にも、以下の点に注意してケアなどを行う必要があります。

施術当日の入浴は控える
肌の保湿をする
日焼け対策をする
激しい運動や長時間の入浴を避ける
通気性の良い服を着る
2週間は予防接種を受けない

各注意点について、詳しくみていきましょう。

施術当日の入浴は控える

施術当日の入浴は控えるようにしましょう。

医療脱毛を受けた後は、軽く火傷したような状態となります。

体がほてったような状態となるため、しばらく肌を休ませることが大切です。

また、血行が促進されると痒みを生じやすくなります。

このような理由から、施術当日は入浴を避けることをおすすめします。

入浴すると、湯船に潜む雑菌が肌に付着して感染症が発生する可能性もあります。

どうしても体を流したい場合は、シャワーで軽く流す程度にとどめましょう。

肌の保湿をする

医療脱毛を受けた後の肌は非常に敏感であり、乾燥した状態となります。

通常の生活において特に問題にならない場合でも、脱毛後は肌トラブルに発展する可能性が高いです。

肌のバリア機能を保ち、肌荒れのリスクを低下させるために、施術後しばらくは肌の保湿ケアを徹底しましょう。

使用する保湿アイテムは、保湿力が高く低刺激なものを選びましょう。

日焼け対策をする

医療脱毛を受けた後も、日焼け対策は徹底して行いましょう。

肌がダメージを受けた状態で紫外線による刺激を受けると、肌荒れのリスクが高まります。

また、医療脱毛は1度の施術で完了するわけではなく、複数回にわたって受けなければなりません。

次回の施術に向けても日焼けは厳禁であり、常に日焼けケアを怠らないようにしましょう。

日焼けの対策としては、日焼け止めをこまめに塗ったり日傘を使用したりする方法がおすすめです。

激しい運動を避ける

医療脱毛の施術を受けた後は、体温が上昇するような行為は避けてください。

特に激しい運動やサウナに入るなどの行為は控えましょう。

激しい運動などで体温が上昇すると、肌が炎症を引き起こすリスクが高まります。

すべての運動が禁止されているわけではなく、軽い運動であれば問題ありません。

ただし、少量の汗をかく運動でも血流が良くなると痒みが生じる場合があるので注意が必要です。

施術を受ける当日のスケジュールを調整して、なるべく運動は避けるようにしましょう。

通気性の良い服を着る

医療脱毛を受けた後は、通気性を確保した服を着るのがおすすめです。

通気性が悪い服を着ていると、汗をかいてしまうためです。

ちょっとした汗でも、施術を受けた後の肌は敏感なので肌荒れなどの原因となりかねません。

蒸れにくい服を着れば汗をかきにくくなるため、肌荒れを防止できるでしょう。

また、施術を受ける際には脱ぎやすい服装を選択することも重要です。

ほかにも、過度に締め付けず、刺激を受けにくい服装を選択しましょう。

2週間は予防接種を受けない

脱毛前同様に、施術を受けた後に予防接種を受ける際には注意が必要です。

予防接種を受けた体は、軽い感染症にかかっている状態といえます。

医療脱毛によって肌に少なからずダメージが及んだ状態で予防接種を受けると、肌への悪影響が考えられます。

多くのクリニックでは、不活性ワクチンの場合は1週間程度、生ワクチンの場合は1ヶ月程度の間施術ができません。

コロナワクチンについても、2週間は施術が断られます。

そのため、予防接種を受けたい場合はスケジュールを調整する必要があります。

医療脱毛の注意点についてよくある質問

ここでは、医療脱毛の注意点についてよくある質問を紹介します。

質問に対する回答も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

脱毛当日に生理になってしまったら施術を受けられませんか？

生理期間中はなるべく脱毛を避けるべきですが、当日急に生理になる場合もあるでしょう。

クリニックによって規定が異なりますが、タンポンを使用しての施術が可能な場合もあります。

事前にクリニックに確認しましょう。

妊娠中・授乳中でも脱毛はできますか？

妊娠中や授乳中は、施術を受けられません。

これは、以下の理由があるためです。

毛周期が乱れているため
肌トラブルが発生しやすいため
赤ちゃんへの万が一の悪影響を防止するため
体調が悪くなるリスクがあるため

もし、施術を受けている期間中に妊娠した場合、休会制度を設けているクリニックも多いです。

必ず妊娠している事実を伝えて、期間中は施術を受けないようにしましょう。

タトゥーがあっても脱毛できますか？

タトゥーがある部分に関しては脱毛が断られてしまいます。

これは、医療レーザーは黒い部分に強く反応し、タトゥーがある周辺に強い刺激が発生するためです。

また、タトゥー周辺にレーザーを照射すると、タトゥー自体が薄くなってしまうケースもまれにあります。

クリニックによっては、タトゥー部分にシールを貼って施術を受けられる場合があります。

脱毛当日に剃ってしまった場合でも施術は受けられますか？

医療脱毛を受ける前に、剃毛を済ませておく必要があります。

基本的には、前日までに施術を受ける周辺を剃ってきれいな状態としなければなりません。

しかし、中には前日に剃り忘れてしまい、当日剃らなければならないこともあるでしょう。

施術当日に剃ってしまった場合は、施術前にスタッフに正直に伝えて肌状況を判断してもらいましょう。

契約時にカウンセリングで聞いておいた方が良いことはありますか？

医療脱毛の契約を結ぶ前には、無料カウンセリングを受けることが一般的です。

カウンセリングでは、施術内容や料金の説明だけでなく、施術におけるリスクや注意点が説明されます。

また、医師の診察も行われることが多く、安全な状態で施術を受けられる体制が整っています。

カウンセリングでは、自分で不安に感じていることがあれば迷わず確認しましょう。

また、確認しておくべきポイントとして、キャンセル期限とキャンセル料が挙げられます。

万が一、施術期間中に引越しが必要になった場合、系列のほかのクリニックに転院できるかなどもチェックしておくと良いでしょう。