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顔痩せマッサージは意味ない?おすすめのマッサージやトレーニング・効果を引き出すコツなどを解説

顔痩せマッサージは本当に意味があるのだろうかと疑問に思う方は多いのではないでしょうか。毎日続けても変化が見えにくい、即効性がないと感じる方も少なくありません。

そこでこの記事では、顔痩せマッサージについて詳しく解説します。顔痩せに効果的なマッサージやトレーニング方法、効果を引き出すコツや医療美容の選択肢も併せて紹介します。

この記事を読めば、自分に合った顔痩せ方法が理解できるので、顔のもたつきやフェイスラインのたるみが気になる方はぜひ参考にしてみてください。

顔痩せにマッサージは意味ない?

「顔痩せマッサージは意味があるのだろうか」と疑問に感じたことがあるという方もいるのではないでしょうか。インフルエンサーや美容家がSNSなどで紹介するマッサージ動画は人気ですが、実際に顔がスッキリするのかは気になるところです。

結論からいうと、顔痩せマッサージはやり方と目的を正しく理解すれば意味はあるといえます。しかし、脂肪を直接落とすような劇的な効果は期待できません。

むくみの改善や血行促進、表情筋への刺激などにより、顔が一時的にスッキリ見えることはあります。ただし、顔が太って見える原因によっては、マッサージだけでは不十分なこともあります。

顔痩せをするためには、顔が太る原因を知ることが、正しい対策への第一歩です。

顔が太る主な要因

顔が太って見えるのには、いくつかの原因が考えられます。ただ単に脂肪がついただけでなく、むくみや筋力の低下などが関係しているケースも多いです。

ここでは、それぞれの要因について詳しく解説していきます。

皮下脂肪

顔がふっくらして見える原因として、まず考えられるのが皮下脂肪です。皮下脂肪は、過剰なカロリー摂取や運動不足などによって蓄積されます。頬やフェイスラインに脂肪がつくと、輪郭がぼやけて太って見えやすくなります。

顔の皮下脂肪は一度つくと落としにくいのも特徴です。マッサージではこの脂肪を直接除去することはできないため、体脂肪を落とすのと同様に、継続的な食事管理と全身運動が必要です。

皮下脂肪が原因の場合は、生活習慣の見直しとあわせて美容医療やトレーニングを取り入れるのが効果的です。

むくみ

顔の膨張感や丸さの原因として、むくみも無視できません。むくみは、血液やリンパの流れが滞ることで余分な水分が皮下にたまり、顔全体が腫れぼったく見える状態です。

塩分の多い食事・アルコール・睡眠不足・ホルモンバランスの乱れなどが主な原因です。朝起きた直後にむくみやすいと感じたことがある方も多いでしょう。このような場合に、顔痩せマッサージは非常に効果的です。リンパや血流を促すマッサージをすることで、一時的にむくみを解消できます。

たるみ

年齢を重ねるとともに気になるのが「たるみ」です。皮膚のコラーゲンやエラスチンが減少し、皮膚や筋肉が下がってくることでフェイスラインが曖昧になります。

たるみによって顔の輪郭が崩れ、実際よりも大きく見えることもあります。さらに、頬やあご周りのたるみは、二重あごやマリオネットラインの原因にもなりやすいです。

顔痩せマッサージは、たるみそのものを完全に解消することは難しいですが、リフトアップ効果を意識した施術で一時的に引き締めることは可能です。美容医療と併用することで、より持続的な効果を実感できます。

歪み

顔の骨格や筋肉のバランスが崩れていると、顔が大きく見える原因になります。左右の噛み癖や頬杖、寝る姿勢などによって生じる顔の「歪み」は、骨格をゆがめたり筋肉の使い方に偏りを与えたりします。

片側だけエラが張って見える、片方のフェイスラインが下がって見えるなどの違和感を覚える方も多いのではないでしょうか。

このような歪みをケアするために、顔痩せマッサージを取り入れるのは効果的です。ただし、骨格レベルの歪みには整骨や専門の整体サロンでの施術も検討する必要があります。

表情筋の衰え

表情筋は、顔全体の印象を左右する重要な筋肉です。しかし、現代人はマスク生活やデスクワーク中心の生活によって、表情筋を動かす機会が減っています。使われなくなった筋肉は衰え、重力に逆らえなくなってフェイスラインがたるんでいきます。これにより、二重あごや口角の下がりが目立つことも少なくありません。

顔痩せマッサージに加えて、表情筋を鍛えるトレーニングを取り入れることが効果的です。口角を上げる動作、頬を持ち上げる動作を日常的に意識するだけでも、筋力の維持につながります。

生活習慣

顔の脂肪やむくみ、たるみは、日々の生活習慣とも密接に関わっています。食生活の乱れや睡眠不足・運動不足・ストレスの蓄積などが複合的に影響を与えます。

夜更かしやアルコールの摂取が続くと、顔のむくみや老化が加速することも多いです。また、猫背やうつむき姿勢は顎下に脂肪がつきやすく、二重あごの原因になります。

顔痩せマッサージを取り入れるだけでなく、規則正しい生活を送ることが、美しいフェイスラインを保つために必要です。

ウィルビークリニックでは、10万件を超える美容皮膚施術の実績に基づいたプロフェッショナルな治療をご提供いたします。東京で顔痩せの施術を検討している方は、ぜひご相談ください。

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顔痩せに効果が期待できるマッサージ・トレーニング

顔痩せを目指すなら、マッサージやトレーニングを正しく取り入れることが大切です。ここでは、自宅でも簡単にできるマッサージやトレーニングを紹介します。

リンパマッサージ

リンパマッサージは、顔のむくみをスッキリさせたい方におすすめです。リンパの流れを促すことで、老廃物や余分な水分を排出しやすくなります。

手順は以下のとおりです。

  • 人差し指を曲げてできた平坦な部分を顎下にあてる
  • 顎から耳の下に向けて、軽く指をすべらせる
  • 最後に首から鎖骨に向かって流す

強くこすらず、クリームやオイルを使用して摩擦を軽減しましょう。朝晩1回ずつ行うと、むくみ解消に役立ちます。

ツボ押しマッサージ

顔には、血流や筋肉の働きに影響するツボが多数あります。ツボ押しマッサージは、筋肉の緊張をほぐし、代謝を促進する効果が期待できます。

おすすめのツボは以下の3つです。

  • 頬車(きょうしゃ):エラの角にあるくぼみで、咬筋の緊張を緩める
  • 攅竹(さんちく):眉頭の内側にあり、目の疲れやむくみに有効
  • 地倉(ちそう):口角の外側で、フェイスラインの引き締めに効果あり

各ツボを3秒ほどゆっくり押し、2〜3回繰り返しましょう。入浴中などリラックスした状態で行うのが理想です。

舌まわしトレーニング

舌まわしは、顔全体の筋肉を刺激する手軽なトレーニングです。口周りの筋肉や表情筋に働きかけ、たるみや二重あごの予防に効果があります。

やり方はとても簡単です。

  1. 口を閉じたまま、舌先で歯茎の外側をぐるりと円を描くように回す
  2. 左右それぞれ20回ずつ回転させる

1日2〜3セットを目安に続けましょう。テレビを見ながら、歯磨き前の習慣として取り入れると続けやすくなります。

表情筋トレーニング

表情筋は加齢やマスク生活で衰えがちです。顔の筋肉を鍛えることで、フェイスラインが引き締まり、たるみの改善や予防につながります。

基本的なトレーニング方法は以下のとおりです。

  • 口角を意識して「いー」と笑顔をつくる
  • 続けて「うー」と口をすぼめて突き出す
  • この動作を1セットとし、10回程度繰り返す

筋肉にしっかりと負荷をかけるよう意識しましょう。入浴中やスキンケアの時間を使って、毎日継続することがポイントです。

咬筋マッサージ

咬筋(こうきん)は、あごの筋肉の一部で、噛みしめや食いしばりにより発達しやすい部位です。この筋肉がこり固まるとエラが張って見える原因になります。

マッサージの手順は以下のとおりです。

  • 奥歯のあたりを触り、硬く盛り上がった部分を探す
  • 指の腹を使って円を描くように、ゆっくりとほぐしていく
  • 左右それぞれ1〜2分を目安に行う

マッサージを施す際には、力を入れすぎないことが大切です。習慣化することで、顔の横幅がスッキリした印象になるでしょう。

顔痩せマッサージの効果を引き出すコツ

顔痩せマッサージは、正しい方法で行えばしっかりと効果を実感できます。しかし、間違ったやり方ではむしろ逆効果になることもあるため注意が必要です。ここでは、顔痩せマッサージの効果を最大限に引き出すためのポイントを紹介します。

力加減に注意する

顔の皮膚はとても薄く、デリケートです。力任せにゴリゴリとこすると、かえって肌にダメージを与えてしまいます。赤みや内出血、シミの原因になる可能性もあるため、力加減には細心の注意が必要です。

リンパは軽い圧でも流れやすいため、やさしくなでるようなマッサージでも十分に効果を実感できます。「気持ちいい」と感じる程度がベストです。鏡を見ながら、皮膚が赤くなっていないかチェックしながらマッサージするのがおすすめです。継続することが大切なので、負担なく続けられる強さを見つけるようにしましょう。

オイル・クリームを使用する

顔痩せマッサージを施す際には、必ずオイルやクリームを使用します。乾いた状態でこすると、肌表面に摩擦が起きてしまい、しわやたるみの原因になりやすいです。

マッサージ用のアイテムは、保湿成分の含まれたフェイスマッサージ用オイルや乳液などがおすすめです。滑りを良くするだけでなく、マッサージ効果を高める成分が配合されているものもあります。

また、肌が温まっている入浴後のタイミングで使用すれば、より浸透力が高まり、美容効果もアップします。手のひらにしっかりと広げてから、やさしくマッサージしましょう。

長時間のマッサージは避ける

「長くやれば効果が出る」と思って、つい長時間マッサージをする方も少なくありません。しかし、顔痩せマッサージは時間よりも質が大切です。

長時間のマッサージは皮膚を過度に刺激し、炎症や赤みを引き起こす可能性があります。特に敏感肌や乾燥肌の人にとっては逆効果になることもあるため注意が必要です。

1回あたりの目安は5〜10分程度で十分です。毎日続けることで、肌のコンディションも安定しやすくなります。時間よりも、正しい手順とリズムを意識しましょう。

飲食後のマッサージは避ける

食後すぐのマッサージは避けるべきタイミングの1つです。食事の直後は血液が消化器官に集中しており、マッサージによってそのバランスを崩すと、体調不良を起こす場合もあります。

咀嚼によって咬筋や顔まわりの筋肉が疲れている状態でマッサージすると、筋肉を過度に刺激するリスクもあります。マッサージは食後30分〜1時間以上経ってから行うのが理想です。また、入浴後や就寝前など、体がリラックスしている時間帯を選ぶと、より効果を感じやすくなります。

生活習慣を改善する

顔痩せマッサージの効果を高めるには、日常生活での習慣も見直すことが重要です。睡眠不足やストレス、姿勢の悪さなどが続くと、むくみやたるみを引き起こしやすいです。

たとえば、スマホやパソコンを長時間見続けることで、首や肩がこり、血行やリンパの流れが滞ります。また、猫背姿勢は顔まわりの筋肉に負担をかけ、フェイスラインが崩れる原因になります。

規則正しい生活・適度な運動・質の良い睡眠を意識しましょう。顔痩せマッサージはあくまで補助的なケアであり、根本的に改善するには生活習慣を見直す必要があります。

食生活を見直す

むくみや脂肪の蓄積を防ぐためには、日頃の食生活にも見直しが必要です。塩分や糖分の多い食事は水分をため込みやすく、顔がむくむ原因になります。

また、ビタミンやミネラルが不足すると代謝が落ち、脂肪の燃焼効率も悪くなります。特に、ビタミンB群やカリウムは、老廃物の排出や血行促進に役立つ栄養素です。顔痩せを目指すなら、以下のような食事を心がけましょう。

  • 野菜や果物を意識して摂る
  • 加工食品やファストフードを控える
  • 水分をしっかり補給する(1.5〜2L/日)

外側からのケアに加えて、内側からのアプローチも同時に行うことで、顔痩せ効果を高められます。

顔痩せマッサージのほかにも、顔痩せ効果が期待できるセルフケアをさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。
顔の肉を落とすには?効果的なセルフケアや美容医療を徹底解説!

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マッサージでは効果が出ない・即効で顔痩せしたいなら医療美容がおすすめ

「毎日マッサージしているのに顔が痩せない」と感じている方も多いのではないでしょうか。実は、脂肪やたるみが原因の顔太りは、セルフケアでは限界があることも少なくありません。短期間で確実にフェイスラインを引き締めたいなら、医療美容の力を借りるのも1つの方法です。

ここからは、おすすめの施術を紹介していきます。

インモード

インモードは、RF(高周波)エネルギーを使用し、脂肪の溶解とたるみの引き締めを同時に行える医療美容機器です。皮下脂肪に熱を与えることで脂肪細胞を破壊し、同時に肌のコラーゲン生成を促すため、リフトアップ効果も期待できます。

頬やフェイスライン、顎下などの「脂肪によるもたつき」が気になる部位に効果的です。施術後は腫れが少なく、ダウンタイムも短いのが特徴で、忙しい方にも適しています。

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ボルニューマ

ボルニューマは、肌の深部に高周波を届けてリフトアップ効果をもたらす医療用RF機器です。筋膜層(SMAS)より浅い層を狙って引き締めます。「軽度のたるみ」や「ゆるんだフェイスライン」への即効性が高いです。

皮膚の浅い層を狙うため、痛みが少なく、肌のハリや弾力アップにもつながります。特に年齢による軽度なたるみが気になる方におすすめの施術です。

ダウンタイムがほとんどないため、日常生活に支障が出る心配もありません。肌にハリが戻ることで、顔全体が引き締まって見えます。

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ハイフ

ハイフは、超音波を一点に集中させて熱を与えるリフトアップ施術です。ターゲットは皮膚の深層部にあるSMAS筋膜で、メスを使わずにたるみを引き上げることができます。フェイスラインのたるみ・顎下の脂肪・頬の下垂などに効果的で、1回の施術で見た目の変化を感じる方も多いです。

効果は数ヶ月にわたり持続するため、定期的に施術を受けることで若々しい印象を保てます。ダウンタイムも少なく、施術直後からメイクが可能な点も人気の理由です。顔全体を引き締めたい方におすすめの施術といえるでしょう。

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まとめ

この記事では、顔痩せマッサージには意味がないのかどうかを解説しました。

顔太りの原因は皮下脂肪・むくみ・筋力低下などさまざまですが、原因に合ったマッサージやトレーニングを正しい方法で行えば効果が期待できます。また、即効性を求める方には医療美容がおすすめです。

この記事を参考に、自分の顔太りの原因を見極めたうえで、効果的な方法を取り入れて理想のフェイスラインを目指しましょう。