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ポテンツァで肝斑は改善できる?施術の特徴や効果について紹介

肝斑は30〜40代の女性に起こりやすい症状です。

薬やレーザー治療で改善する方法がありますが、ポテンツァでも効果が見込めるのはご存知でしょうか。

今回は、ポテンツァの特徴や肝斑への効果について紹介します。

ポテンツァとは

ポテンツァとは肝斑やニキビ、毛穴の開きなど、さまざまな肌トラブルの改善効果が期待できる施術のことです。

外径0.25mmのマイクロニードルで肌の表面にとても小さな穴を開けることで、自己治癒力が働き、肌の生まれ変わりを促します。

マイクロニードルの先には高周波が搭載されており、熱エネルギーでコラーゲンやエラスチンの生成を活性化させることが可能です。

高周波は狙った部分にのみ熱を送れるため、肌の表面を傷付ける心配がありません。

さらに止血作用によって、施術中の痛みやダウンタイムが少ないのも特徴です。

ポテンツァで肝斑は改善できる?

ポテンツァは、肝斑の原因であるメラニンの過剰生成を抑える効果が見込めます。

また症状を根本から改善できるため、施術後に再発する可能性が低いです。

肝斑の改善と併せて、再発予防をしたい方は、ポテンツァを試してみてはいかがでしょうか。

肝斑に対する効果

肝斑に対するポテンツァの効果は下の3つです。

  • メラノサイトの活動を抑制
  • 肝斑の再発を予防
  • 色素沈着や白斑のリスク軽減

肝斑が起こる原因の1つは、女性ホルモンの影響などでメラニンが過剰に生成されることです。

ポテンツァで針の先から高周波を照射し、肝斑が出ている部分に熱エネルギーを届けることで、メラノサイトの活動を抑制します。

メラノサイトの活性化を抑えると、メラニンの生成が少なくなるため、肝斑が改善するだけではなく、再発の予防にも効果的です。

また、メラノサイトは外からの刺激を受けると、身体を守るためにメラニンの生成を促す働きがあります。

そのため、肝斑治療で肌の表面にダメージを与えると症状の悪化や色素沈着、白抜け(白斑)が起こりやすいです。

ポテンツァはメラニンを生成する部分へアプローチするため、肌の表面にあるメラニンには反応しません。

メラノサイトを刺激しないため、リスクを抑えつつ肝斑治療が受けられます。

施術に向いている人

ポテンツァは、次のような悩みを持っている方に向いています。

  • 1度肝斑治療をしたけど再発して困っている
  • 肝斑の改善と併せて予防もしたい
  • 痛みやダウンタイムが少ない施術を受けたい
  • 肝斑が悪化したり色素沈着になるリスクを避けたい

ポテンツァは、肝斑を根本から改善する効果が期待できる施術です。

さらに、高周波の止血作用で痛みやダウンタイムを抑えられるため、副作用などが気になる方も受けやすいでしょう。

ポテンツァで肝斑改善をするときの注意点

ポテンツァは肝斑改善に効果的な施術ですが、副作用がでたり、肝斑が悪化したりする可能性があります。

対処法を知っていればリスクを軽減できるため、これから施術を受ける方はチェックしておきましょう。

副作用がでる場合がある

ポテンツァは、高周波で止血作用があるためダウンタイムが少ないです。

しかし、肌に針を刺したり照射したりするため、多少は副作用が起こります。

よくある副作用は下の4つです。

  • 痛み
  • 内出血
  • 赤み
  • 腫れ

ほとんどの場合は、数日から1週間ほどでおさまります。

副作用が出ている間は、血行を促す行動(入浴・サウナ・飲酒・激しい運動)を控えましょう。

また赤みがある時は、肌のバリア機能が一時的に低下し、乾燥や紫外線の影響でメラニンが生成しやすい状態です。

メラニンが生成されると十分な効果が得られない可能性があるため、保湿や紫外線対策をしっかり行いましょう。

肝斑が悪化する可能性がある

肝斑は、強い熱エネルギーを受けると症状が悪化するリスクがあります。

医師の判断ミスで、肝斑に強く照射してしまった場合は、十分な効果が得られません。

カウンセリングでしっかりと肌の状態を診てもらい、どの部分に肝斑が出来ているのか確認してもらいましょう。

また、肝斑を根本から改善するためには、繰り返し施術を受ける必要があります。

回数は医師と相談して決めますが、途中でやめてしまうと、症状が改善せず再発する可能性が高いです。

しっかりと効果を実感したい方は、必要回数分の施術を受けましょう。

肝斑に対するポテンツァの効果を高める方法

肝斑に対するポテンツァの効果を高める方法は、3つあります。

  • 定期的に施術を受ける
  • レーザー治療や内服薬を併用する
  • 施術に詳しいクリニックで受ける

それぞれについて詳しく解説します。

定期的に施術を受ける

肝斑が出来ている部分は、弱い熱エネルギーで照射するため、1回の施術では効果を実感しづらい場合があります。

症状をしっかりと改善したい場合は、2週間に1回のペースで、5回〜10回受けましょう。

自分が何回施術を受ける必要があるのか知りたい方は、一度クリニックで相談してみてください。

レーザー治療や内服薬を併用する

ポテンツァは、メラノサイトにアプローチしてメラニンの生成を抑え、肝斑が起こりにくい状態を作ります。

肝斑の予防には適していますが、表面にできた肝斑の改善は難しいため、レーザートーニングを併用することが多いです。

また、ポテンツァを受けながらトラネキサム酸を服用する方法もあります。

トラネキサム酸はメラノサイトに働きかけ、メラニンの生成を抑える作用があります。

そのため、施術後に起こりやすい色素沈着のリスクなどを抑えることが可能です。

表面の肝斑をレーザートーニングで改善し、トラネキサム酸でメラニン生成を抑えるサポートをすると、さらに施術効果が高まるでしょう。

施術に詳しいクリニックで受ける

肝斑は強いエネルギーで照射すると悪化する可能性があります。

ポテンツァの施術実績がたくさんあり、肝斑について詳しいクリニックであれば、悪化するリスクが少ないです。

クリニックを選ぶときは、ホームページなどでポテンツァの症例や、肝斑治療の紹介が掲載されているか確認しましょう。

ポテンツァで肝斑を改善したいならWillbe Clinicへ

東京都 銀座にある「Willbe Clinic」では、ポテンツァで肝斑改善をおこなっています。

カウンセリングで肌の状態を細かく確認し、仕上がりのイメージや費用に合わせた施術メニューを提案しています。

クリニックは銀座駅のすぐ近くにあり、夜21時まで営業しているため、仕事帰りに立ち寄ることも可能です。

カウンセリングは無料で行っておりますので、肝斑でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

【まとめ】ポテンツァは肝斑改善の効果が期待できる

ポテンツァは、メラニンの生成を抑える作用があるため、肝斑の根本改善が期待できます。

肝斑に悩まされない肌を目指している方は、ぜひポテンツァを検討してみてください。

記事監修医師プロフィール

Willbe Clinic院長堀田 歩希

美容皮膚科医,慶應義墊大学医学部卒
慶應義塾大学病院、大手美容皮膚科での勤務を経て2021年独立。
日本レーザー医学会正会員。
効果と安全性を最重視したレーザー治療を提供。