ピコトーニングは同じ日に受けられる?どんな人が併用するべき?
ピコトーニングやポテンツァは、肌悩みを改善する方法として多くのクリニックで取り扱われています。
なかには、どっちも受けて理想の肌に近づけたい方もいるのではないでしょうか。
今回は、ピコトーニングとポテンツァの併用について紹介します。
ピコトーニングとポテンツァは同じ日にできる?
基本的にピコトーニングとポテンツァは、間隔をあけて受けます。
どちらも肌への負担が少なくダウンタイムも短いですが、同時に行うとダメージが強く炎症してしまう可能性が高いです。
無理に行うと症状の悪化や色素沈着などの原因になってしまうため、2週間ほど間隔をあけましょう。
ピコトーニングの特徴
ピコトーニングとは、レーザー治療の1つです。
短い照射時間で肌トラブルにアプローチできるため、副作用が少なくダウンタイムが短い特徴があります。
今までのレーザー治療は、肌の一部分に集中して照射するため、エネルギーが集中していました。
一方ピコトーニングは、弱い出力で全体的な照射が可能です。
均等に熱エネルギーを届けられるため、改善が難しかった肝斑の改善効果も期待できます。
効果
ピコトーニングで期待できる効果は下の通りです。
- 肌質改善
- 肝斑の改善
- シミ・くすみ改善
- トーンアップ
- 毛穴の引き締め
全体的に照射すると、肌を生成する細胞にアプローチできるため、ターンオーバーを促せます。
繰り返し施術を受けることで肌のシミやくすみ、肝斑が改善され、キレイな肌を手に入れることが可能です。
副作用
ピコトーニングの副作用は下の通りです。
- 肌の乾燥
- シミや肝斑が濃くなる
- 赤み
- 炎症
施術直後は熱による炎症が起き、肌がカサついたり赤みが出たりする場合があります。
また、メラニンが刺激を受けてシミや肝斑が濃くなるケースも。
ただし施術から2~3日経過すると、肌の生まれ変わりが始まり、変化を実感できます。
トーンアップ効果も期待できるため、シミやくすみが気になりません。
ポテンツァの特徴
ポテンツァとは、肌トラブル全般に対応している施術です。
マイクロニードルとラジオ波を組み合わせて肌の奥深くにアプローチします。
マイクロニードルで肌に穴を開けた後、薬剤を注入しラジオ波で止血するため、ダウンタイムを軽減しながら効果を高めることが可能です。
またポテンツァはドラッグデリバリーシステムを導入しており、薬剤を均一に浸透されられます。
肌トラブルが全体的に広がっている場合でも活用できます。
効果
ポテンツァで期待できる効果は下の通りです。
- ニキビ・ニキビ跡の改善
- 赤み・炎症の改善
- 小じわ改善
- シミ・くすみ改善
- 肌のハリ・ツヤの向上
- 毛穴の引き締め
- 肝斑
ポテンツァは機械に専用のチップを付けて肌に当てる施術です。
使用するチップによって針の本数や細さ、形状が異なり肌への効果も変わってきます。
チップも種類が豊富にあるため、肌悩みに合わせた施術ができるのです。
副作用
ポテンツァの副作用は下の通りです
- 痛み
- 赤み
- 内出血
- 腫れ
- 色素沈着
ラジオ波で止血するため肌への負担は軽減されますが、人によっては副作用が現れる可能性があります。
ほとんどは、数日ほど様子を見るだけで問題ありませんが、症状が悪化した場合はすぐにクリニックへ相談しましょう。
ピコトーニングとポテンツァの併用が向いている人
下の項目に当てはまる人は、ピコトーニングとポテンツァの併用が向いています。
- 肌全体だけではなく、部分的な悩みも改善したい
- さまざまな肌悩みを抱えている
- なるべく施術費用を抑えたい
- 改善が難しい症状にも対応可能な治療法を探している
ピコトーニングとポテンツァは期待できる効果が似ていますが、アプローチできる範囲が異なります。
全体的な肌悩み改善にはピコトーニング、部分的な改善にはポテンツァなどで組み合わせるのがポイントです。
また、ポテンツァは1回の費用が高い傾向があるため、併用の方が抑えられる場合があります。
ピコトーニングとポテンツァの効果を高めるポイント
ピコトーニングとポテンツァの効果を高めたい場合は、下の2つを意識しましょう。
- アフターケアをしっかり行う
- 定期的に施術を受ける
それぞれについて詳しく紹介します。
アフターケアをしっかり行う
施術後は肌が一時的にダメージを受けている状態なので、乾燥しやすくなっています。
更に紫外線で肌が炎症すると、施術効果が出るまで時間がかかる場合も。
スキンケアをしたりお風呂に入ったりしたりした後は、保湿クリームを塗り、乾燥を防ぎましょう。
外出する際は日焼け止めと日傘、帽子などを活用して紫外線から肌を守ってください。
定期的に施術を受ける
ピコトーニングやポテンツァは1回でも効果を実感できますが、定期的に施術を受けることで持続します。
ただし短期間で何度も施術を受けたり、同じ日に同時に施術を受けるのは肌へのダメージが大きいです。
間隔を開けながら施術を受けましょう。
施術を受ける目安は下の通りです。
ピコトーニング | 3週間 |
ポテンツァ | 1~3ヶ月 |
ピコトーニングとポテンツァの間隔 | 2週間 |
肌悩みを解消したいならWillbeクリニックへ
東京の銀座にあるWillbeクリニックでは、肌悩みを解消する施術を行っています。
カウンセリングで肌の状態を確認し、1人1人に合わせたメニューをご提案することが可能です。
また、今の状態を変えるだけではなく、将来もキレイな状態を保つためのサポートもしています。
肌トラブルで悩んでいる人は、ぜひ当院にご相談ください。
ピコトーニングとポテンツァは間隔をあけて受ける必要がある
ピコトーニングとポテンツァは、一時的に肌にダメージを与えるため、2週間ほど間隔を開けて施術する必要があります。
上手く組み合わせることで、肌全体だけではなく、一部分だけ改善したい悩みも解消できます。
さらに繰り返し受けると効果を高められるため、施術の併用を検討してみてはいかがでしょうか。
記事監修医師プロフィール
美容皮膚科医,慶應義墊大学医学部卒
慶應義塾大学病院、大手美容皮膚科での勤務を経て2021年独立。
日本レーザー医学会正会員。
効果と安全性を最重視したレーザー治療を提供。