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ポテンツァ・ダーマペンの施術間隔は?効果を高めるポイントや注意点

ポテンツァ・ダーマペンは一度きりの施術で肌質が劇的に改善する治療法ではありません。

適切に間隔を空け、継続的に施術を受けることで肌の内側が若返り、結果として徐々に悩みが解消されるという仕組みです。

一度きりの治療でも実感はできますが、効果を高めるポイントや注意点を押さえることで成果はさらに向上します

知識・実績の伴う医師であれば間違えることはありませんが、もし誤った間隔で施術を行なった場合、かえって逆効果になってしまう可能性があるため注意しましょう。

ポテンツァとダーマペンは間隔の見極めが重要

適切な施術間隔を空けて継続的に治療に臨むことで、肌質は大きく改善します。

マイクロニードルを刺して肌に穴を空ける施術は、真皮に刺激を与えることでコラーゲンやエラスチンなどの美容成分の生成を促します。

自然治癒力によって傷の損傷状態が十分回復した頃に、再度施術することで効果が高まるというメカニズムのため、後の経過を見た上で施術を行うかどうか判断することが重要です。

ダウンタイムの過ごし方や針の刺す深さなどの要因で、必要な間隔は異なります。

ポテンツァとダーマペンの施術間隔

同じマイクロニードルを使った施術でも、使用する機器の特性は別物であるため、施術間隔や経過も違いがあります

同じ機器を使っていても人により施術間隔が異なるのは、施術時の針の深さや、ダウンタイム中の過ごし方によって肌の修復期間が異なるためです。

ポテンツァの施術間隔

ポテンツァの施術間隔は4~6週間です。

施術を行うことで肌のターンオーバーのサイクルが早まり、肌の内側で生成される美容成分も活性化されます。

施術後1〜3ヶ月は肌質改善を実感しやすい期間といわれており、傷が十分回復した段階で再度施術に臨むことで、さらに効果が向上します

ダーマペンの施術間隔

ダーマペンの施術間隔は3〜4週間です。

治療を継続するごとに肌がダーマペンに慣れていき、肌の深層ではコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの美容成分の生成量が増えます。

間隔が長引きすぎないよう、適切な期間で次の治療をすることが肌質の改善効果を向上させるポイントです

施術間隔が空きすぎてしまった場合

施術間隔が空きすぎてしまうと、肌は元の状態に戻ってしまいます

施術回数が少ない段階(1〜2回)では、肌が元の状態に戻ろうとする働きが強いため、前もってのスケジュール調整が求められます。

ある程度施術の継続回数が増えると、肌の美容成分量やターンオーバーの周期は安定し、少し施術間隔が空いたとしても一気に元の状態に戻るということはありません。

ただし最大限効果を高めるためには、適切な間隔を置いて治療に臨むことが不可欠です。

施術効果を最大限に高めるには

適切な間隔を置くことは重要な項目の一つですが、施術効果をより高めるためには下記の3点も押さえる必要があります

実績のあるクリニックを利用する

特に重要な点は実績のあるクリニックを利用し、豊富な知識と技術を持つ医師から施術を受けることです。

マイクロニードルを使った治療による失敗の要因は、知識や技術不足によるところが大きく、症状に適した針の深さを調節していなかったり、角度を誤ったりすることで肌に余計な負担がかかるリスクがあります。

後悔へと繋がらないためにも、クリニック選びは慎重に行いましょう

ダウンタイム中の注意事項を守る

ダウンタイム中は肌の損傷が多いため、些細な刺激でも状態悪化することが懸念されます。

また運動や飲酒で血行をあげてしまうと内出血や腫れの目立ちに繋がる可能性があるため、前もって医師からダウンタイム中の注意事項を伝えられます。

施術当日〜数日後では注意事項が異なり、つい忘れてしまう可能性があるため注意してください

症状改善に適した薬剤を利用する

症状改善に適した薬剤を利用することで、肌質の改善効果を高められます

たとえばポテンツァの薬剤では開発元であるJeysis社が提供しているマックームが有名で、毛穴の開きやニキビ跡などの凹凸に効果があります。

ダーマペンで薬剤を組み合わせる場合は「ヴェルヴェットスキン」という名称です。

多種多様の薬剤が用意されているため、様々な肌トラブルの改善に役立つでしょう。

ポテンツァ・ダーマペンの施術を受ける際の注意点

施術を受ける際の注意点は、場合によっては取り返しのつかない結果を招く可能性があるため、前もって医師に確認しましょう

施術間隔は医師に相談する

施術は医師から診断を受けた上で決定します。

クリニックに通院しても、肌の傷が十分癒えていない状況では逆効果になるおそれがあるため、次の機会に見送られます。

仕事状況によって次回の予約が難しくなる可能性がある場合、スケジュールの調整ができるよう前もって医師に相談してください

リスクについて理解する

どのような治療法でも必ずリスクは存在します。

通常であればカウンセリングの際にリスクについても話をしますが、中には十分な説明を受けず施術をすることになったという報告もあります。

たとえ名医の手で施術を行うにしても、リスクは常につきまとうため、メリットだけでなくリスクやデメリットについての説明も受ける必要があるでしょう。

理解を深めた上で、信頼のできるクリニックを頼ることが大切です

継続して通える環境を整える

ポテンツァ・ダーマペンの治療法は継続を重ねるごとに肌改善の実感が増します。

理想の姿を手に入れたいという思いで施術を受けたとしても、継続が難しい環境であれば満足のいく結果とならない可能性もあります。

マイクロニードルによる治療は一回だけの施術でも効果がありますが、継続することで身体の内側が整い始め、徐々に見た目にも反映されることが特徴です

ダーマペン施術を検討するならウィルビークリニックへ

担当する医師の知識・技術によって、期待できる効果やリスクが大きく異なるため、クリニックの選択は慎重に行うべきです

ウィルビークリニックに在籍する医師はダーマペン治療のスペシャリストで、多くの症例実績があります。

適切な施術間隔で次の治療ができるよう、徹底したサポートをすることで大変好評をいただいています。

幅広いニーズに対応できるよう、2023年2月からはポテンツァの導入も決定しました。

施術をご検討の際はぜひ当院をご利用ください。

まとめ


ポテンツァ・ダーマペンの効果を引き出すためには、適切な間隔を置いた上で治療に臨みましょう。

知識・技術のある医師から施術を受け、ダウンタイム中の注意事項を守ることが肝心です。

施術間隔を空けすぎると元の状態に戻ろうとする働きが強まり、体内の美容成分やターンオーバーの周期に乱れが出始めるため注意が必要です。

継続して治療を受けることが、理想の肌を手に入れる近道となるでしょう

記事監修医師プロフィール

Willbe Clinic院長堀田 歩希

美容皮膚科医,慶應義墊大学医学部卒
慶應義塾大学病院、大手美容皮膚科での勤務を経て2021年独立。
日本レーザー医学会正会員。
効果と安全性を最重視したレーザー治療を提供。