COLUMN

コラム

毛深い方が脱毛効果が現れやすい?毛深くなる要因や対処法について詳しく解説

女性にとってムダ毛のケアは重要な問題であり、毛深いことを悩んでいる場合にはクリニックやサロンでの脱毛を検討する方も少なくありません。

この記事では、脱毛効果について詳しく解説します。

毛深い方の方が脱毛効果が現れやすいといわれていますが、実際にはどうなのでしょうか。

毛深くなる要因やムダ毛の対処法についても併せて解説しています。

ムダ毛が毛深いことに悩み、脱毛を検討しているという方は、ぜひ参考にしてみてください。

毛深い人の方が脱毛効果を実感できる?


毛深い人の方が、脱毛の効果をより早く実感できるといわれることが多いです。

その理由は、毛が濃く太いほどレーザーや光が毛根に吸収されやすく、毛根に対するダメージが大きくなるためです。

その結果、毛が薄い人に比べて、少ない施術回数で効果を感じやすくなります。

ただし、毛が濃い分、施術中の痛みを強く感じる場合があります。

特に、医療脱毛は出力が高いため痛みが強く出やすいです。

一方、効果が高いために短期間で脱毛が完了するというメリットもあります。

施術回数や痛みについては、事前カウンセリングなどで医師に相談しておくと安心です。

女性が毛深いことを悩みがちな部位


女性が毛深いことを「恥ずかしい」と感じ、悩みがちな部位として、顔や腕・脇、脚、VIOが挙げられます。

これらの部位について、それぞれ毛深いことによるデメリットを解説していきます。

顔のムダ毛が濃いことは、見た目の印象に大きく影響します。

特に、産毛が目立つと化粧のノリが悪くなったり、ファンデーションがムラになったりすることがあります。

また、顔全体が暗く見えてしまうため、肌のトーンがくすんで見える原因にもなります。

さらに、顔のムダ毛が濃いことを恥ずかしいと感じる方は多く、人前に出る自信を失うことにもつながりやすい部位です。

顔の脱毛を行うことでムダ毛が減少し、化粧の仕上がりが良くなることや、肌の明るさが増すというメリットがあります。

腕・脇

腕や脇が毛深い場合、日常生活の中で露出する機会が多い部位であることから、恥ずかしいと感じやすいです。

ノースリーブや半袖を着る際にムダ毛が気になると、人前で腕や脇を隠してしまいがちです。

また、脇は自己処理を繰り返すことで、黒ずみや肌荒れの原因にもなりやすい部位です。

脱毛することでこれらのデメリットを軽減し、滑らかな肌を維持できるでしょう。

ムダ毛がなくなると清潔感もアップし、腕や脇を堂々と見せられるようになります。

脚の毛深さに悩む女性も多く、ミニスカートやショートパンツを着ることをためらうことも少なくありません。

脚が毛深いと、自己処理を繰り返すことで埋もれ毛や肌荒れの原因となり、見た目が気になることがあります。

脚の脱毛を行うことで自己処理の回数を減らすことができ、滑らかな肌を手に入れることができるでしょう。

VIO

VIOはデリケートな部位であるため、自己処理が難しいです。

また、VIOのムダ毛は衛生面でも影響があり、ムレや臭いの原因にもなります。

さらに、水着や下着を着る際にムダ毛がはみ出してしまうこともあるため、特に薄着になるシーズンでは悩むことが多いです。

VIO脱毛を行うことで、見た目だけでなく、衛生面でも快適な生活を送れるようになります。

毛深くなる要因とは?


ムダ毛の毛深さには、さまざまな内的・外的要因が関係しています。

ここでは、以下に挙げた要因について詳しく解説していきます。

  • 遺伝
  • 外部からの刺激
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 疾患が要因である場合もある

それぞれ詳しくみていきましょう。

遺伝

毛深さの主な要因の1つとして挙げられるのが遺伝です。

毛の太さや濃さは遺伝が大きく影響します。

例えば、家族に毛深い人がいる場合、その遺伝子を受け継ぐことで自分も毛深くなる可能性が高くなります。

毛の生え方や量は、個々の体質や遺伝的背景によって異なりますが、特に地中海沿岸や中東の出身者に毛深い傾向があることが知られています。

遺伝による毛深さは、個々の努力では改善が難しいことが多く、そのために脱毛などの外的な対処法を選択する方が多いです。

外部からの刺激

外部からの刺激も毛深さに影響を与える要因の1つです。

自己処理によるカミソリやシェーバーの使用が繰り返されると、皮膚に刺激が加わり、その結果として毛が太くなったり、濃く見えたりすることがあります。

また、頻繁な摩擦や圧力がかかる部位、例えば衣服の擦れが強い部分では、毛が成長しやすくなることがあります。

このような外的刺激に対しては、自己処理の頻度や方法を見直すことで、毛が濃くなるのを防ぐことが可能です。

また、脱毛を行うことで、自己処理による刺激を軽減し、毛深さを抑える効果が期待できるでしょう。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れも、毛が濃くなる原因となることがあります。

特に、女性ホルモンと男性ホルモンのバランスが崩れると、毛が太く濃くなる傾向があります。

思春期や妊娠、更年期など、ホルモンの変化が大きくなる時期には、体毛が増えることも多いです。

また、ストレスや生活習慣の乱れもホルモンバランスに影響を与え、毛の成長を促進することがあります。

このような場合、ホルモン治療や生活習慣の改善を行うことで、毛深さを軽減できる場合がありますが、根本的な対処が難しい場合には、脱毛を検討した方が良いかもしれません。

疾患が要因である場合もある

毛深さが単なる遺伝や外部刺激によるものではなく、疾患が原因の場合もあります。

特に、ホルモン分泌に関係する疾患がある場合や先天的な体質が影響している場合、専門的な診断が必要です。

ここでは、具体的な疾患のケースについて説明します。

内分泌疾患

内分泌疾患は、特に多毛症や多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などのホルモン関連の疾患が、毛深くなる原因として知られています。

これらの疾患では、体内でのホルモンの不均衡を引き起こし、男性ホルモンの分泌が過剰になることで、体毛が濃くなることがあります。

内分泌疾患による多毛症には、医師の診断と治療が必要です。

適切な治療を行うことでホルモンバランスを整え、体毛の成長を抑えることができる場合があります。

また、並行して脱毛することで、より効果的にムダ毛を減らせるでしょう。

先天性の多毛症

先天性の多毛症は、遺伝的に体毛が非常に多く、太くなる症状です。

この症状は、体の一部だけでなく全身に影響を及ぼすことがあります。

一般的な毛深さとは異なり先天的な原因であるため、根本的な改善が難しい点が特徴です。

多毛症の症状を持つ方は、日常生活においてムダ毛処理が大変な負担になることがあります。

このような場合には脱毛が有効な対処法となりますが、治療を並行して行うことで、ムダ毛に対する悩みを軽減することができるでしょう。

毛深いムダ毛を減らすための対処法


毛深いムダ毛を減らすための対処法には、それぞれ異なる特徴やメリット・デメリットがあるため、自分に合った方法を選ぶことが重要です。

ここでは、以下の脱毛方法について詳しく解説していきます。

  • 自己処理
  • エステ脱毛
  • 医療脱毛

それぞれ詳しくみていきましょう。

自己処理

カミソリや除毛クリーム、家庭用脱毛機などを使用した自己処理は、多くの方が日常的に行っているムダ毛対策です。

手軽にできるため、忙しい日常でもすぐに対応できる点が大きなメリットです。

特に、カミソリは、短時間で広範囲のムダ毛を処理できるため、多くの方に利用されています。

また、除毛クリームや家庭用脱毛機も比較的コストを抑えて使用できるため、コスパの良さが魅力です。

しかし、自己処理にはデメリットもあり、肌への刺激が強く、乾燥やかぶれ、埋もれ毛の原因となることがあります。

頻繁に自己処理をすることで、毛が濃く見えやすくなることもあるため、注意が必要です。

エステ脱毛

エステ脱毛は、エステサロンで提供される光脱毛が一般的です。

光を使って毛根にダメージを与え、徐々に毛が生えにくくなる効果が期待できます。

エステ脱毛のメリットは、痛みが比較的少なく、リラクゼーションを兼ねて脱毛ができることです。

また、料金も医療脱毛に比べて安価な場合が多く、コストを抑えたい方に向いています。

しかし、エステ脱毛は医療機関の施術と異なり効果が永久的ではなく、定期的なメンテナンスが必要です。

また、毛が濃い方の場合、効果が出るまでに多くの回数が必要になることがあります。

医療脱毛

医療脱毛は、クリニックで医療用レーザーを使用する脱毛方法です。

医師や看護師が施術をするため、確実かつ効果的に脱毛可能です。

医療脱毛の最大のメリットは、永久脱毛が期待できることです。

また、少ない回数で効果を実感できるため、長期間のメンテナンスが不要になります。

デメリットとして、施術中に痛みを感じる場合があることや費用がエステ脱毛よりも高額であることが挙げられます。

しかし、効果を重視する方や毛深さに悩む方にとっては非常に効果的な脱毛方法といえるでしょう。

毛深い人には医療脱毛がおすすめ


毛深い人には、特に医療脱毛が効果的です。

ここでは、その理由について詳しく解説します。

毛深い人に医療脱毛がおすすめな理由は以下のとおりです。

  • レーザーが反応しやすい
  • 脱毛効果を実感しやすい
  • 一般的な施術回数で完了する

それぞれ詳しく解説していきます。

レーザーが反応しやすい

医療脱毛で使用されるレーザーは、毛のメラニン色素に反応して毛根にダメージを与えます。

そのため、毛が太くて濃い人ほど、レーザーが反応しやすいです。

毛が細く薄い人に比べて、少ない回数でもしっかりと毛根にダメージが与えられるため、早い段階で脱毛効果を感じやすくなります。

また、レーザーの出力を調整することで、濃い部位と薄い部位を均一に脱毛することができ、効果的に処理可能です。

脱毛効果を実感しやすい

毛深い人は、医療脱毛の効果を実感しやすいです。

医療用レーザーは強力なため、毛根にしっかりとダメージを与え、毛が再び生えるのを抑制します。

初回の施術後でも毛が細くなり、生える速度が遅くなることを実感するケースも多いです。

毛が濃い部分ほど効果が高いため、最初の数回の施術で目に見える変化を感じやすいです。

医療脱毛は、毛深い悩みを持つ人にとって、効率的な脱毛方法といえるでしょう。

一般的な施術回数で完了する

医療脱毛では、一般的に5〜10回程度の施術で完了するとされています。

毛深い人の場合でも、この回数内で脱毛を完了するケースが多く、長期間の通院やメンテナンスの心配がありません。

エステ脱毛では10回以上の施術が必要になることが多いのに対し、医療脱毛は少ない回数で高い効果が期待できるため、忙しい人や早く結果を出したい人にとっては理想的です。

さらに、医療脱毛の効果は永久的であり、施術完了後もムダ毛の再生を気にすることなく生活できます。

まとめ


毛深いことをコンプレックスに感じ、クリニックやサロンでの脱毛を検討する方は少なくありません。

この記事では、毛深くなる要因や対処法、毛深い方の方が脱毛効果が現れやすいことなどについて解説しました。

脱毛には自己処理、エステ脱毛、医療脱毛の方法がありますが、それぞれ異なる特徴やメリット・デメリットがあります。

コンプレックスから解放されるためにも、自分に合う方法を見つけることが大切です。

脱毛を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

記事監修医師プロフィール

Willbe Clinic院長堀田 歩希

美容皮膚科医,慶應義墊大学医学部卒
慶應義塾大学病院、大手美容皮膚科での勤務を経て2021年独立。
日本レーザー医学会正会員。
効果と安全性を最重視したレーザー治療を提供。