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上半身の医療脱毛の範囲はどこ?部位別の特徴やかかる期間・回数を解説!

医療脱毛は、清潔感のある美しい肌を手に入れられる美容施術です。

特に上半身は日常生活で露出する機会が多いため、脱毛することで高い満足感を得られるでしょう。

しかし、医療脱毛を受ける際はどの部位が施術可能か、費用や痛み、完了までの期間など、さまざまな疑問が出てくることでしょう。

そこでこの記事では、上半身の医療脱毛に関する情報を部位ごとに詳しく解説します。

また、脱毛の注意点や費用相場、期間、痛みなども詳しく紹介するので、上半身の医療脱毛を受けようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

上半身の医療脱毛で脱毛可能な部位


医療脱毛では、上半身のさまざまな部位が脱毛可能です。

ここでは、以下の上半身の部位の医療脱毛における特徴やメリットを解説します。

  • 腕・手の甲
  • 背中
  • うなじ
  • ひじ
  • 乳輪周り
  • お腹

これらの部位の中には、自己処理が難しい場所であったり、日常生活で露出することが多かったりして、脱毛効果を実感しやすい部位です。

それでは、各部位を詳しくみていきましょう。

腕・手の甲

腕や手の甲は露出していることが多いため、脱毛を希望する部位として非常に人気があります。

特に長袖を着ないシーズンでは、腕の毛が目立つことが気になる方も多いでしょう。

腕の医療脱毛は、高出力のレーザーを使って毛根にダメージを与え、毛の再生を永久的に抑えるため、自己処理が不要になることが大きなメリットです。

また、手の甲の医療脱毛では指先まで綺麗に整えることができ、清潔感を向上させる効果もあります。

一般的に、腕の医療脱毛は5〜8回程度で効果が実感できますが、毛の濃さによっては追加の施術が必要になることもあります。

背中

背中は毛の自己処理が難しい部位の1つであり、医療脱毛で人気の部位です。

医療脱毛であれば、一度に広範囲を処理でき、滑らかな背中を手に入れることができます

ただし、背中の毛は薄く広範囲に分布しているため、レーザー脱毛の効果を実感するまでに時間がかかることがあります。

できるだけ高い出力でレーザー照射をしてもらったり、適切なアフターケアをしたりすることで、最短期間でツルツル肌が手に入れられます。

医師や看護師に適切なケア方法を教えてもらい、効率よく背中の脱毛を進めましょう。

うなじ


うなじは、髪をアップにしたときや襟の開いた服を着たときに目立つ部分です。

自己処理が難しいうなじの毛を脱毛することで、首回りがすっきりとし、清潔感が増します。

そんなうなじの毛は比較的細いため、レーザー脱毛の効果が出やすいです。

一般的に、3〜6回程度の施術で満足のいく結果が得られるでしょう。

施術後の肌はデリケートになるため、首元の紫外線対策や保湿ケアが重要です。

ひじ

ひじの脱毛は、腕全体をきれいに整えたい方におすすめです。

ひじ周りのムダ毛は、半袖やノースリーブの衣類を着た際に目立ちやすい部分です。

関節で曲がっているひじにカミソリを当てると、不用意に傷つけてしまう恐れがあります。

そのため、医療脱毛することで安全にツルツル肌を手に入れられます。

ただし、ひじは皮膚が厚く、他の部位に比べて毛が硬い場合が多いため、脱毛効果を得にくいです。

施術回数は個人差がありますが、4〜6回程度で効果を感じる方が多いです。

乳輪周り

乳輪周りはデリケートな部分であり、自己処理がとても難しいです。

また、自己処理すると炎症などのトラブルが起こりやすいです。

さらに、色素沈着が起こり、肌の色が変わってしまう恐れもあります。

医療脱毛で適切な出力でレーザーを照射して毛根にダメージを与えることで、乳輪周りの毛が再生するのを永久的に防ぐことができます。

乳輪周りの毛は薄いため、脱毛効果を感じるまでに6〜8回の施術が必要です。

お腹


お腹の脱毛は、毛が濃い女性から人気のある施術です。

お腹の毛は広範囲にわたって分布しているため、自己処理ではムラができやすいです。

しかし、医療脱毛では均一に毛を処理することができるため、脱毛効果を実感しやすいでしょう。

お腹の毛がなくなることで、見た目がすっきりとし、清潔感がアップします。

また、お腹を出したファッションも楽しめるようになるでしょう。

お腹の脱毛は肌に優しいレーザーを使用するため、皮膚トラブルが少なく、安全に施術を受けることができます。

施術回数は4〜6回程度が一般的ですが、毛の濃さによっては追加の施術が必要になるかもしれません。

脇の医療脱毛は、上半身の中でも特に人気の高い施術部位です。

脇のムダ毛は汗や匂いの原因となったり、異性の目が気になったりして、日常的に自己処理をしている方も多いかもしれません。

しかし、自己処理では肌を傷つけやすく、カミソリ負けや色素沈着の原因になることもあります。

医療脱毛では、高出力のレーザーで毛の再生を抑えることができ、施術後1〜2週間程度で少しずつ毛が抜け落ちます。

効果が実感できるようになるまでには、3回〜6回ほどの施術が必要です。

以下の記事では、脇の医療脱毛でおすすめのクリニックを紹介しています。

クリニックの選び方や注意点が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめの脇の医療脱毛クリニック比較7選!選び方やメリットも紹介

上半身の医療脱毛で痛い部位


医療脱毛では、上半身のさまざまな部位を処理できますが、痛みを感じやすい場所も存在します。

特に、皮膚が薄く、骨に近い部分や毛が濃い場所は痛みを感じやすいです。

痛みを感じやすい部位は、以下のとおりです。

  • うなじ
  • 乳輪周り

うなじや脇、乳輪周りは敏感な部位で、強く痛みを感じるかもしれません。

また、背中やお腹は痛みを感じにくいですが、施術時間が長くなるため、肌トラブルが発生する場合もあります。

クリニックでは、麻酔クリームを使用したり、適切な冷却をしたりしてくれることもあります。

痛みが心配な方は、カウンセリングで医師に相談すると良いでしょう

以下の記事では、医療脱毛で痛みを感じる理由や和らげる方法を紹介しています。

痛みが心配な方は、ぜひ参考にしてみてください。

医療脱毛が痛くないって本当?痛みを感じる理由や和らげる方法を解説

上半身の医療脱毛の費用相場


上半身の医療脱毛の料金は、1回あたり1万〜5万円程度です。

5回〜8回のプランが多く、費用相場は20万円〜30万円です。

腕や背中、脇などの広い範囲を脱毛する場合、セット料金が用意されていることが多いです。

セットで施術を受けることで個別の部位ごとに施術を受けるよりもお得に感じられます

また、クリニックによってはパッケージプランや定額制プランがあり、回数や施術範囲に応じて柔軟に料金を設定しているところもあります。

さらに、費用を考える際は、痛みを軽減する麻酔クリームなどのオプションも含めた費用も考慮しましょう。

多くのクリニックでは、初回カウンセリング時に見積もりを提示してくれるため、事前に複数のクリニックで費用を比較してみてください。

上半身の医療脱毛が完了するまでの期間・回数


上半身の医療脱毛が完了するまでに必要な期間や回数は、個人の毛質や毛量、肌の状態によって異なります。

一般的には、5〜8回程度の施術が必要です。

医療脱毛では、毛周期に合わせて施術を受けることができますが、1回の施術ですべての毛を処理することは難しいです。

そのため、1〜2ヶ月の間隔を空けて通う必要があります。

特に背中や腕などの広範囲の脱毛では、毛が生え変わるタイミングに合わせて施術を受けることで、高い脱毛効果を得られるでしょう。

ただし、個人差があるため、毛が濃い方は追加で施術が必要になることもあります。

医師や看護師が適切な間隔を設定してくれるクリニックが多いため、指示に合わせて施術を受けると良いでしょう。

上半身の医療脱毛の注意点


医療脱毛を受ける際には、施術前後の注意点をしっかりと把握しておくことが重要です。

ここでは、脱毛前と脱毛後の注意点を詳しく解説していきます。

脱毛前に気をつけること

医療脱毛を受ける前には、いくつか注意しておくべきポイントがあります。

事前の準備をしておくことで、スムーズに施術を受けることができ、肌トラブルも防ぐことができます。

ここでは、以下の5つの注意点を紹介します。

  • 剃り残しがないように自己処理をしておく
  • 日焼けをしないようにする
  • 1週間前から制汗剤を使わない
  • 生理中は脱毛を受けない
  • 薬を服用しているか確認する

それぞれ詳しく解説します。

剃り残しがないように自己処理をしておく

脱毛施術を受ける前に、必ず自己処理をしておきましょう。

剃り残しがあるとレーザーの効果が十分に発揮されず、やけどの原因にもなります。

特に注意すべきポイントは、ピンセットやワックスで毛を抜くのではなく、電動シェーバーを用いて優しく剃ることです。

毛を抜いてしまうと、毛根が消えてしまい、レーザーによる脱毛効果を得られなくなります。

そのため、シェービングのみで自己処理をするようにしましょう

日焼けをしないようにする


日焼けした肌にレーザーを照射すると、色素沈着や火傷を引き起こすリスクがあります。

特に上半身は、日常的に露出する部分が多いため、日焼け対策は徹底しましょう。

日焼け止めを塗ったり、長袖を着用したりすることで、紫外線から肌を適切に守ることができておすすめです。

もし、医療脱毛を受ける前に日焼けしてしまった場合、クリニックに施術を断られる可能性もあります。

そのため、事前にクリニックに相談することをおすすめします。

1週間前から制汗剤を使わない

制汗剤には、肌に刺激を与える成分が含まれていることがあります。

特に脇の脱毛を受ける場合、制汗剤を使っていると肌トラブルの原因になってしまいます。

そのため、脱毛施術を受ける1週間前から制汗剤の使用を控えるようにしましょう。

また、デオドラントスプレーなども避け、肌を清潔に保つことが大切です。

生理中は脱毛を受けない

生理中は、ホルモンバランスの変化により肌が敏感になりやすく、レーザー脱毛に痛みを強く感じることがあります。

そのため、生理のタイミングを確認し、可能であれば生理期間中には予約しないようにして、体調の良い時期に施術を受けるようにしましょう。

クリニックによっては、生理中に施術をしないところもあるので、事前に確認することが大切です。

薬を服用しているか確認する

薬を服用している場合は、事前に医師に伝えましょう。

なぜなら、薬の種類によっては脱毛施術に悪影響を及ぼすことがあるからです。

たとえば、光に対して過敏になりやすい薬や、血液の流れを変える薬を服用していると、レーザーの脱毛効果が過剰に高まる可能性があります。

安全な施術を受けるためにも、薬の服用状況をしっかりと伝えることが重要です。

脱毛後に気をつけること

脱毛後は肌が非常にデリケートな状態になります。

そのため、施術後のケアや注意点をしっかり守ることが大切です。

ここでは、脱毛後に気をつけたい以下の4つのポイントを紹介します。

  • 保湿を徹底する
  • 脱毛部位の毛を抜かない
  • 施術当日は入浴しない
  • 激しい運動や飲酒を控える

それぞれ詳しく解説します。

保湿を徹底する


脱毛後の肌は乾燥しやすく、刺激に敏感になります。

そのため、施術後は保湿ケアを徹底することが大切です。

保湿クリームやジェルを使用して肌の潤いを保ち、炎症やかゆみを防ぎましょう。

特に、顔や脇などの敏感な部位は、こまめな保湿が必要です。

保湿ケアを続けることで、脱毛後の肌の回復が早まり、仕上がりもより美しくなるでしょう。

脱毛部位の毛を抜かない

脱毛後、まだ残っている毛をピンセットやワックスで抜くことは避けましょう。

毛根にダメージを与えることで脱毛効果が減少し、皮膚に負担をかける可能性があります。

一般的に、施術後の毛は自然に抜け落ちるため、無理に引き抜かないようにしましょう。

また、脱毛直後は肌が敏感になっているため、2〜3日は自己処理しないようにすることが推奨されます。

施術当日は入浴しない

施術後の肌は非常にデリケートな状態になっています。

そのため、施術当日は入浴を避けましょう。

特に温かいお湯に長時間浸かると、炎症や赤みを引き起こす可能性があります。

また、湯舟で肌に雑菌が入り込むことで、より炎症が起こってしまう可能性があります。

さらに、入浴後に汗をかいたままにしておくと、雑菌が繁殖しやすい状態になるため、肌の炎症を引き起こしてしまうかもしれません。

ぬるま湯で軽くシャワーを浴び、肌への負担を最小限に抑えることが重要です。

激しい運動や飲酒を控える


施術後に激しい運動や飲酒をしてしまうと、血行が良くなりすぎて肌に炎症が起こりやすくなります。

特に、運動や飲酒によって体温が上がると、施術後の赤みやかゆみが悪化することがあります。

施術を受けた当日は、できるだけ安静に過ごし、体に負担をかけないようにしましょう。

そのため、脱毛後の運動は3日後からがおすすめです。

クリニックやサロンによっては、施術の24時間後から運動しても良いとするところもあります。

しかし、肌の状態には個人差があるため、脱毛後の運動は3日程度空けると良いでしょう。

まとめ


この記事では、上半身の医療脱毛の範囲を詳しく解説しました。

上半身の医療脱毛を成功させるためには、事前の準備と施術後のケアが重要です。

脱毛前には自己処理や日焼け対策を徹底し、脱毛後には保湿ケアや入浴を控えることが大切です。

この記事を参考に、適切なアフターケアで効果的な脱毛を受けましょう。

記事監修医師プロフィール

Willbe Clinic院長堀田 歩希

美容皮膚科医,慶應義墊大学医学部卒
慶應義塾大学病院、大手美容皮膚科での勤務を経て2021年独立。
日本レーザー医学会正会員。
効果と安全性を最重視したレーザー治療を提供。