VIO脱毛はしない方がいいと言われている理由はなぜ?VIO脱毛がおすすめな方の特徴や後悔しないためのポイントも紹介
VIO脱毛は、清潔感を保ちたい方や、ムダ毛の処理に悩んでいる方に人気のある美容施術です。
一方、「VIO脱毛はしない方がいい」といわれることがあります。
この記事では、VIO脱毛をしない方が良いと言われている理由やデメリット、VIO脱毛が適している方の特徴、VIO脱毛で後悔しないためのポイントを解説します。
脱毛を検討している方は、この記事を参考にして、自分に合った選択をしましょう。
VIO脱毛はしない方がいいと言われている理由
VIO脱毛は、多くのメリットがある一方、「しない方がいい」といわれる理由もいくつかあります。
特に、デリケートな部位を扱うため、その特性に応じたリスクや不安がつきものです。
ここからは、なぜVIO脱毛がすすめられないのか、具体的な理由を8つ紹介します。
- 脱毛したら元に戻せないから
- 施術中が恥ずかしいから
- 施術の痛みが強いから
- 脱毛途中は見た目が良くないから
- 仕上がりに納得できない可能性があるから
- 肌トラブルが起きやすいから
- 生理中は施術を受けられないから
- 黒ずみが目立つ可能性があるから
それぞれ詳しく解説します。
脱毛したら元に戻せないから
VIO脱毛の最大の特徴は、永久的な脱毛効果が期待できることです。
一方、いったん毛がなくなった後は、自然に毛が再生することはありません。
つまり、一度医療脱毛を行ってしまうと、元の状態には戻せません。
若いころに脱毛したものの、年齢を重ねてから「自然な毛があったほうが良かった」と感じるケースもあります。
このような理由から、VIO脱毛に対して慎重になる人も多いです。
施術中が恥ずかしいから
VIO脱毛はデリケートゾーンの処理をするため、施術中に裸になることに抵抗を感じる方も少なくありません。
経験豊富な専門スタッフが施術してくれますが、どうしても「恥ずかしい」と感じることがあります。
特に初めてのVIO脱毛経験者は、見知らぬ人にデリケートな部位を見られることに対して大きな不安があるのではないでしょうか。
しかし、最近ではプライバシーに配慮したクリニックが増えています。
どうしても気になる方は、事前のカウンセリングで確認することをおすすめします。
施術の痛みが強いから
VIOは、皮膚が薄く敏感な部位であるため、他の部位に比べて施術中の痛みを強く感じるかもしれません。
特にIラインやOラインは、骨に近く神経が集中しているため、レーザーの照射による刺激を強く感じることがあります。
クリニックによっては麻酔を使用できるところもありますが、完全に痛みをなくすことは難しい場合もあります。
そのため、痛みに対する不安を理由にVIO脱毛を避ける方も多いでしょう。
以下の記事では、VIO脱毛の痛みを詳しく解説しています。
痛みに弱い方は、ぜひ参考にしてみてください。
VIO医療脱毛の痛みはどれくらい?痛い理由や痛みを抑える方法も解説
脱毛途中は見た目が良くないから
VIO脱毛は、複数回の施術が必要です。
完全に脱毛が完了する間は、毛が部分的に抜けていたり、生えかけていたりするため、見た目が中途半端になってしまうことがあります。
特に数回目の施術では、毛がまだ完全に取り除かれていないため、不自然な見た目に感じることがあるかもしれません。
この中途半端な状態を気にして、脱毛途中で挫折してしまう人もいます。
VIOはデリケートゾーンであるため、他の人には見せない部分ではありますが、自分自身が気になる場合にはストレスを感じることもあります。
仕上がりに納得できない可能性があるから
VIO脱毛は、クリニックやサロンでの技術、個人の肌質、毛質によって脱毛効果が異なる場合があります。
そのため、思っていた仕上がりと実際の結果が異なる場合があるでしょう。
たとえば、毛が薄くなりすぎて「もう少し残しておきたかった」と感じたり、逆に「もっとツルツルにしたかったのに」といった不満が生じたりすることもあります。
特にデザイン脱毛の場合、希望する形に仕上がらないことがあるため、事前にしっかりとカウンセリングを受け、自分の希望を明確に伝えることが重要です。
肌トラブルが起きやすいから
VIOは、特に敏感な部位であるため、施術後に肌トラブルが発生しやすい場所でもあります。
赤みやかゆみ、ヒリヒリ感を感じることが多いですが、場合によっては毛嚢炎や色素沈着などの深刻なトラブルに発展することもあります。
特に、肌が弱い方やアレルギー体質の方は、脱毛施術後に炎症が起きやすいです。
そのため、施術のリスクを慎重に考える必要があります。
アフターケアを徹底することでリスクを軽減できますが、完全にトラブルを避けることは難しいため、肌が敏感な方はVIO脱毛を懸念してしまうでしょう。
生理中は施術を受けられないから
VIO脱毛を受ける際は、生理期間中の施術を避けた方が良いでしょう。
生理中はホルモンバランスの変化により、肌が敏感になりやすく、痛みを強く感じることがあります。
さらに、生理中のデリケートゾーンは衛生面での問題もあるため、クリニックによっては施術を断るところもあります。
そのため、生理のタイミングを考慮してスケジュールを組む必要があります。
急な生理で予約を変更しなければならない場合もあるため、スケジュール調整の難しさが懸念されるでしょう。
以下の記事では、生理中でも脱毛ができるのかどうか解説しています。
生理と脱毛の関係が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
生理中でも脱毛はできる?生理中の注意点や当日生理になってしまった場合の対処法などを解説
黒ずみが目立つ可能性があるから
VIO脱毛を受けることで、毛がなくなりデリケートゾーンが露出されるため、もともとあった黒ずみが目立ちやすくなることがあります。
ただし、脱毛自体が黒ずみを作る原因となるわけではありません。
もともと黒ずみがある方は、脱毛後に毛がなくなることでその部分がより顕著に見える場合があるため注意が必要です。
以下の記事では、VIO脱毛と黒ずみの関係を詳しく解説しています。
VIOの黒ずみが気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
VIOに黒ずみがあると医療脱毛はできない?黒ずむ理由や予防する方法を徹底解説!
VIO脱毛で後悔しないためのポイント
VIO脱毛はデリケートな部位の施術です。
後悔しないためにも以下の5つのポイントを押さえておくことが重要です。
- デザインをしっかり決めてから脱毛する
- 痛みについて医師の説明をしっかり聞く
- アフターケアを怠らない
- 毛が白くなる前に脱毛する
- 痛みや赤みを生じたら医師に相談する
それぞれ詳しく解説します。
デザインをしっかり決めてから脱毛する
VIO脱毛を受ける際は、デザインをしっかり決めてから施術を受けることが大切です。
特に、Vラインの形は個人の好みによって異なるので、細かくデザインを決めることが求められます。
完全にツルツルにするのか、少し残すのかなど、細かくデザインを決めてから施術してもらうことで、後悔するリスクを減らせるでしょう。
施術前のカウンセリングで医師や専門スタッフとしっかり話し合い、自分の希望をしっかり伝えるようにしましょう。
痛みについて医師の説明をしっかり聞く
VIO脱毛は痛みが伴うことがあるため、施術前に痛みについてしっかりと説明を受けることが大切です。
個人差がありますが、IラインやOラインは特に痛みを感じやすい部位です。
クリニックによっては、痛みを軽減する麻酔クリームを使用できる場合もあります。
しかし、麻酔クリームは有料オプションで設定されているクリニックも少なくないため、事前に確認しておくことをおすすめします。
アフターケアを怠らない
VIO脱毛後の肌は非常にデリケートな状態なので、施術後のアフターケアを怠らないことが大切です。
保湿をしっかり行い肌を保護することで、赤みやかゆみを抑え、トラブルを防ぐことができます。
また、摩擦や刺激を避けることも大切です。
下着による締め付けやこすれが刺激になり、脱毛後の肌にダメージを与えてしまいます。
そのため、鼠径部分をしめつけないサイズの下着を選びましょう。
また、肌当たりがやさしいシルクやコットンの下着がおすすめです。
毛が白くなる前に脱毛する
VIO脱毛の効果を最大限に引き出すためには、毛が黒いうちに施術を受けることが重要です。
レーザー脱毛は、毛に含まれるメラニン色素に反応して効果を発揮するため、白髪では脱毛効果が得られません。
年齢を重ねるにつれて毛が白くなることがあるため、VIO脱毛を検討している場合は、早めに始めることをおすすめします。
痛みや赤みを生じたら医師に相談する
施術後に痛みや赤みが強くなった場合、自己判断せずに医師に相談することが大切です。
VIOはデリケートな部位なので、医療脱毛後に肌トラブルが起きることが多々あります。
通常の赤みやヒリヒリ感であれば数日で治まります。
しかし、痛みや炎症が長引く場合は早めにクリニックで診察を受け、適切な処置を受けるようにしましょう。
VIO脱毛のメリット
ここでは、VIO脱毛のメリットとして以下の3つを解説します。
- 自己処理の手間がなくなる
- 水着や下着着用時に蒸れない
- コンプレックスを解消できる
それぞれ詳しく解説します。
自己処理の手間がなくなる
VIO脱毛を受けることで、自己処理の手間が大幅に減ります。
デリケートゾーンの自己処理は難しく、カミソリやシェーバーを使う際に肌を傷つけるリスクがあります。
しかし、VIO脱毛を受けることでこれらのリスクから解放され、快適な毎日を過ごすことができます。
定期的な自己処理が面倒な方や肌トラブルを避けたい方に、VIO脱毛はおすすめです。
水着や下着着用時に蒸れない
VIO脱毛を受けることで、水着や下着を着用した際の蒸れや不快感を軽減することができます。
夏場や運動時は、デリケートゾーンが蒸れてしまい、不快感を感じることがあります。
しかし、医療脱毛をすることで通気性が良くなり、快適に過ごせるようになります。
また、蒸れによって引き起こされるかゆみや炎症のリスクも軽減できるでしょう。
コンプレックスを解消できる
VIO脱毛は、デリケートゾーンのコンプレックスを解消することができます。
毛の濃さや形状に悩んでいる方は、脱毛で希望の仕上がりを得られるため、自己肯定感が高まります。
特に水着や下着を着用する機会が多い方は、VIO脱毛をすることで、自信を持って過ごせるでしょう。
VIO脱毛はこんな人におすすめ
VIO脱毛は、男女問わず多くの方におすすめです。
ここでは、VIO脱毛が適している方の特徴を5つ紹介します。
- 清潔感を出したい方
- 身だしなみに気を遣う方
- 肌トラブルを避けたい方
- 運動をよくする方
- 自信を持ちたい方
それぞれ詳しく解説します。
清潔感を出したい方
VIO脱毛は、デリケートゾーンの清潔感を保つことができます。
毛があると、汗や汚れが溜まりやすく、夏場や運動後に不快感を感じることがあるでしょう。
しかし、VIO脱毛をすることで、常に清潔な状態を保つことができます。
そのため、清潔感を出したい方に非常におすすめです。
また、臭いや蒸れが気になる方にもおすすめです。
身だしなみに気を遣う方
身だしなみに気を遣う方にも、VIO脱毛はおすすめです。
デリケートゾーンの毛は他人に見られる機会は少ないですが、整えておくことで自信を持つことができます。
特に下着や水着を多く着用する方は、ムダ毛を心配する必要がなくなります。
細部まできちんとケアしていることで自己肯定感が高まり、日常生活でもより自信を持って過ごせるようになるでしょう。
肌トラブルを避けたい方
VIOは皮膚が薄くデリケートな部分であることから、繰り返しセルフ脱毛を行うと肌トラブルが生じる可能性があります。
カミソリやシェーバーで処理する場合は、生えかけの毛がチクチクしたり、頻繁に処理することで角質が薄くなったりすることが多いです。
また、除毛クリームの毛を溶かす成分により、肌荒れを起こす方もいます。
VIOの医療脱毛をおこなうと、自己処理の回数が減ることから肌トラブルを回避したい方におすすめです。
運動をよくする方
スポーツやフィットネスを習慣としている方には、VIO脱毛が非常におすすめです。
運動中にデリケートゾーンが蒸れることで、汗をかいて不快感を感じることは少なくありません。
しかし、医療脱毛することで、快適に運動ができるようになります。
また、汗による肌トラブルや匂いも軽減されるため、運動時の清潔感を保ちやすくなるでしょう。
自信を持ちたい方
VIO脱毛を受けることで、デリケートゾーンに対するコンプレックスが解消され、自信を持てるようになります。
毛の濃さや形が気になる方は、脱毛によって整った見た目を手に入れることで、日常生活においても自己肯定感が高まります。
また、パートナーとの関係でも、自信を持って振る舞えるようになります。
見た目に対する悩みを解消し、より快適な生活を送りたい方にVIO脱毛はおすすめです。
VIO脱毛に関するよくある質問
VIO脱毛は、異性からどう思われているのかなど、気になる点がさまざまあるのではないでしょうか。
ここでは、VIO脱毛に関するよくある質問を2つ紹介します。
- 女性でVIO脱毛をしている人の割合はどのくらいですか?
- VIO脱毛を異性はどう感じていますか?
それぞれに回答するので、ぜひ参考にしてください。
女性でVIO脱毛をしている人の割合はどのくらいですか?
VIO脱毛は、近年ますます人気が高まっており、女性の間でも多くの方が実施しています。
調査によると、VIOのセルフケアや脱毛の経験があると答えた女性は全体の約7割にのぼると言われています。
この数字からもわかるように、VIO脱毛は多くの女性が取り入れている医療行為であり、特別なものではなくなってきているようです。
VIO脱毛を異性はどう感じていますか?
VIO脱毛に対する異性の反応が気になる方も多いでしょう。
VIO脱毛に対する異性からの反応は、非常に肯定的であることが多いです。
特に清潔感や見た目の美しさが保たれることから、VIO脱毛に対してポジティブな意見が多く寄せられています。
もちろん、個々の好みによる部分もありますが、脱毛していることを好意的に捉える人が多いことがわかっています。
まとめ
この記事では、VIO脱毛はしない方がいいと言われている理由を紹介しました。
VIO脱毛は、生理中のストレスを軽減したり、肌トラブルを防げたりと、女性にとって多くのメリットがあります。
しかし、デリケートゾーンである特性上、不安や迷いが生じることもあるでしょう。
この記事を参考に、理想のデリケートゾーンを手に入れて、自分に自信を持って過ごしましょう。
記事監修医師プロフィール
美容皮膚科医,慶應義墊大学医学部卒
慶應義塾大学病院、大手美容皮膚科での勤務を経て2021年独立。
日本レーザー医学会正会員。
効果と安全性を最重視したレーザー治療を提供。
